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センチメートルの恋
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77 :
忍足謙也
2009/10/24 00:05
>12/30
昨日は散々我儘と嘘を重ねた。
そしたらいい加減愛想尽かしてくれるンちゃうかと思ってん。
それやのにアイツはなんなんやろなァ、…こないな面倒な奴なんさっさと捨てて素直で優しい可愛いらしい子と付き合うたらええのに。
何言うてもアイツは変わらへん儘、好き好き愛情を注いでくれるから自分の一番弱い部分が引き摺り出される。
……嫌やのに、なァ。
ホンマはヒトが欲する言葉を与えるンは結構得意やったりする。
抱き締めて耳触りの良い言葉を囁いて、偶には柵の低い我儘を。お前やからこないな顔も見せれんねんで、なんて、拗ねた後に甘えてみせて。
好きなんて、言わんで欲しい。
どんな俺も愛しいなんて、そんな事。
嫌な奴でおりたい。
その程度の奴やったかって、呆れられて蔑まれて、捨てられたい。
それやのに、お前が好きやって言う度にソレがただの虚勢やったって気付かされるから。情けない位求めてやまへん気持ちでグズグズに融かされて、どうしようも無くなる。
お前が好きやって、傍に居りたいって、…それだけしか考えられへんようになる。
触れたい、触れて欲しい。ベッドの上に折り重なって寝転んで、筋で引き締まった身体をなぞって、導いて、奥まで。
>切原、好きや。好き。
>俺だけを求めて、愛して。
(どうか、お前が気付きませんように)
(俺を忘れてくれますように、―…)
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