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月下で輪舞曲 -終幕-
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417 :
忍足侑士
2008/11/22 09:10
帰りが遅かったからか、何時も最後に交わされるおやすみの前に景吾は寝てもうたな…。
景吾より遅く寝るんは久しぶりやな…とか思いながら柔らかい髪を撫でれば、温もり求めて伸ばされる手。
綺麗な指先に口付けて抱き寄せる。
景吾の身体は暖かい。
入浴剤の匂いが香ればそれだけで愛しなるわ…知らん間に腕に力込めてたみたいで苦しそうにしとったけど(笑)
…景吾の表情…何もかもが好きや。
笑っとるのは勿論、泣いとるのも苦しんどるのも。
愛しさ故に泣かせて、鳴かせて。
…人は、こんなにも一人を愛せるモンなんやろか…。
一体今まで何ページ愛を語った?
これだけの言葉を紡ぎながら、まだ何かを語ろうとしとる。
毎日の景吾の言動を、残したくて。
今日も一日始まる。
ジローと景吾んとこ行くまで…
後、二日。
今日明日が修羅場や…
お前が居るなら…俺は余裕で乗り越えてみせるわ。
見ててな…景吾。
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