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491 :
白石蔵ノ介・忍足謙也
2011/01/01 00:00
新年明けましておめでとうございます。
ペースを考えると今年一年 で完走、は難しい思うし
て昨年書いたけども
今年はなんと完走も間近。
行けるとこまで行きたいなあちゅう希望が叶ってか
何とも説明しづらい関係やけれども
俺と謙也と、どおにか一緒に新年を迎えることができました。
多分、完走も一緒にいけるんちゃうか、な。
(どおなん謙也)
-
え、あと10頁切ったとこで、いけるんちゃうか、なとか言われるんやな。吃驚や。
窓の外では除夜の鐘がまだ鳴っとって
隣に白石が居って
二人で何しとるかっちゅーと
画像ゆがゆがなテレビをああやんこおやん言うて観とります。
全12話、まだ1話目も観終わってへんっちゅう前途多難具合やけど
たのしいからええ思うねん。
ざっくり。
まあ、それはええとして。
完走する頃に、1回くらい集会したいなあなん言うてます。
お時間あるひとは、顔見に来てくれると嬉しいです。
+
最後に。
遊んでくれる人、愛読にいれてくれとる人、
そやないけども気紛れに読んでくれとる人、
ほんまにおおきに。
卒業までもお少し。
いましばらく、お付き合いください。
±
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490 :
忍足謙也
2010/12/31 21:04
四当五落なんいうけども。受験生に年末年始なんありません。
勉強せなあかんし、塾かてあったけど。学校が無い分、隙は作り易くて
(言い訳)
とにかく、受験勉強以外の全ての時間、作り出せるだけの時間を白石と過ごした。
…今日、一月一日やんなあ…
…堕落、やないけど何ちゅうんやこおいうん。一年の初っ端からこんなんしとってええんかなあ…
>うん、…も、頭オカシ、
>耽溺、やな。耽溺酷なっとる
>…なんでこない気持ちええんや
-
ずっと観たい思うてた全12話のテレビを年末年始で全部観る、ていきなり決めて
計12時間。観終わるかなあ、なん言うてたけど結局全部観た。面白かった。
多分、普通に一人で観てもおもろいんやろけど
何でもそやけど、一緒に楽しむひとが居ると倍におもろいモンで
それが白石なら尚のこと。倍どころかそのハマリ具合たるやホンマ、受験生が何をしとるんかと思うけども
どっぷり、やった。
(恋愛、セックス然り)
テレビの内容についても書きたかったけど自粛しよか。
とりあえず、ぼくねんじんでわんこな主人公の成長過程に二人でどっぷりした。
想いを馳せまくった。
結末にイマイチ納得してへんのやけど、ええ作品でした。
-
俺と白石と、あとは時間さえあれば
楽しむネタは何でもよくて、後から後から湧いてきて
テニスでも勉強でも恋愛観でもテレビでもセックスでも
ホンマに、「楽しいこと」は尽きることが無い。
時間、興味、気持ち、金銭、何でも
その感覚を共有出来る程一緒に居ることはラクんなって、ラクである程長続きし易い。
ちゅう話は今までもよおしてきたけど
そおいうことをしみじみ思う。
果てが無い。どこまでもループし続ける。
endless,unlimited,∞,…
-
2010年、たのしい1年やった。
何しても楽しかった。ゲンキンなモンで、思い返せば嫌な思い出なんひとつもない。
>…何や、色々やなあ
せやな。色々や
>がったんがったんしとるんは、俺らだけやないな
(笑)俺等のがったんがったんなん、何かあったっけ?
>(裏拳でツッコミいれるべきやんな)
(…え?)
>…今日俺日記読み返してて
>12月の頭の別れ話んとことか、もお辛あてしゃあなかったで。
>あれを、がったんと言わんで何ちゅうねん
そんなん、日々別にふつうに辛いけど。やから、何?や
…いやまあ、別れてくれ、は俺が押しとおしたよなもんやし、白石は、しんどい、か。すまん
>いや、謝らんでええけどな(笑) 単純に、みんな大変やなちゅう話の流れやし
>それよりも、「日々別にふつうに辛いけど。やから、何?や」の頭オカシさがたまらんええ感じやな
せやろ。お前の好きな男にふさわしい頭オカシさやで
>うん。ホンマにそおやてしみじみした
お前には俺しか居らんなあて思い知っといたらええんちゃう
>うん、上書きしとく
そおやって、色んなことを上書きして生きてったらええ思うで(笑)
たのしい1年をおおきに。
2011年も宜しゅうな、白石。
-
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489 :
忍足謙也
2010/12/31 21:04
12月は色んな事があり過ぎたから
ざくざくっと、書いていこ。
-
12/20
音楽準備室で。
白石と恋人同士やなくなった俺は
もう白石に何かを望む事が出来んから
欲しいと言わせて、抱けと言わせて
白石とセックスを、した。
まるっと3ヶ月。俺は白石を抱いてへんくて
シてみればそのあまりの気持ち良さに
よおこないな事をせんで居れたな、なん言うたりして
ゲンキンなもんや。
セックスん時の白石は可愛い。
抱かれることに慣らされたカラダは、何ヶ月振りやって俺を憶えとって
(白石を、そおいう風にしたんは、誰やて俺なんやけどな)
最初の頃なん、前も触ったらなイけんかったんに
触れるだけですぐ感じてまうことも、
あんまり解さんでもちゃんと俺を受け入れられるよになったことも、挿れられただけでイくよおになってもたことも
白石は戸惑うみたいやし、俺もちょお驚くけど
縋りつくみたいにして俺を欲しがるカラダも、歪んだ形で微笑むクチビルも
掠れて上がる高い声も、蕩けて涙流すその眸も全部
全部ぜんぶ、愛してる。
-
12/24
イルミネーションを見に行く。
塾終わる頃にまた連絡するわみたいな、時間を決めん待ち合わせはいつもン事で
俺は講義が終わってから、電車に乗ってモールへ向かう。
白石にはメールを入れたけど、返信は無くて
まあけど忘れとるっちゅうことは無いやろ、て気楽に考えながら駅に降り立ったとこで
今までかかった、連絡も出来んですまん。ちゅうメールがくる。
お疲れさまと遅なったしまたにしよか、てメールを返す。
こおいう時の白石の返事は、物分かりのええ良い子のお返事である場合が7割超えやし
ほなまたにしよて返ってきたら改札は抜けんとそのまま家帰ろ、思うて立ち止まる。
>…もし、もっと遅なってもええんなら、少しでも逢いたいな。
もお夜も遅いっちゅうに人がよおけ居る改札を抜けたら
きらきら輝くイルミネーションが眩しくて
俺はイヤフォンから流れるゴキゲンな音楽を口ずさみながら、暫しの待ちぼうけ。
人混みから外れて突っ立っとったら電話が鳴って
耳に宛てる携帯越しの声と
目の前の白石の声が重なるまで
白い息吐いて走って来るんを笑いながら見てた。
日付もとっくに越えた12/25。
白石と過ごす、二度目のメリークリスマス。
-
12/30
毎年恒例。ダイジな仲間に、居りもせんとこでハッピバースデー企画。
白石と炬燵入って蜜柑食いながら大晦日を迎え、あ、そおいえば今日て千歳の誕生日ちゃう?わあ千歳はぴばー!て千歳は居りもせんのに言うっちゅう形式美企画です。
ちゅうか、俺ん家来るん久し振りやろ。おかんに白石くん久し振りやねぇって言われたわ。
>…うん、久し振りやな。別れるちょっと前から来てへんのんちゃうか。
…別れたん、何時やったかな。それもワカランっちゅう体たらく。蜜柑、美味いで。俺が取って来たん。
>…んー、11月の終わり?12月のはじめ、何しかそんくらいちゃう?俺も日付まで覚えてへん。 蜜柑狩り?
日付越えたとこで千歳はぴばを挟みつつ
蜜柑食いながら他愛ない話。
蜜柑は皮まで使えて無駄ない食べ物やていう白石。らし過ぎるな。
…ホンマ、無駄無くて偉いな自分。高校行っても無駄斬り続けるん?
>どおやろ?性分や、言うたらそれまでやけどなあ。完璧主義治さんと、無駄抱える余裕ないんちゃうか。自分では、そこまでええことやとは思うてへん
…無駄抱える、か。
>――何や。
…何も。
(俺はきっと、白石の無駄なんやろな)
(て、思うたけれど。それこそ無駄な言い合いになりそやったから黙っといた。)
>ほな、帰ろかな。蜜柑、ご馳走様。これ、貰うて帰るわ
帰れ言うた訳ちゃうで? ……階下まで送るわ。
>おおきに。…
>…謙也、送る前に、触ってや。
そうや。白石が言葉にしてくれなければ
俺からは何も、
(帰るて言うお前を、引き留める術さえも、)
-
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488 :
白石蔵ノ介
2010/12/30 21:44
下の日記が痛々しすぎるあまりに阿呆なことを書きづらくなったすぺ。
+
【来年の抱負】
-----------------------------------------
「それはやめる」 白石蔵ノ介
-----------------------------------------
「犬」 忍足謙也
-----------------------------------------
>寝てへんでもガッやるとか。
いや。
もお来年はそれやめる。
>来年の抱負「それはやめる」
そおそお(笑)筆で書く
>俺はー…ほなどおしよかな
>犬
>とかにしよ。うさぎどしやけど。
何でか、どっきんこする俺。
俺は犬より猫派、クワガタよりカブトムシ派やねんけどなあ。
+
(とか、相変わらず来年の抱負先取りで)
(犬化激しい謙也について書こ思うたけど)
(時間切れなので書きかけのままあげる)
(やからここはのちへんなんやって)
(あ、フロくんの上やった。おーい)
+
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487 :
白石蔵ノ介
2010/12/25 23:44
対等でないから
恋人でないから
俺の、逢いたいも傍におっても
俺の、一方的な我が儘にすぎない。
俺を望まん謙也にとっては
本来、それに答える義理も義務もない。
我が儘を言うたびに、胸の奥が震える。
例えばこんな風に願望をを押し付けて
謙也の好意が、擦り減ってしまわないかと。
やから、ホンマは、とても怖かった。
謙也のたったひとつの願いは
なんて、怖いことなんやろうと、思うた。
>…おおきに、白石。……誰より、他の何より、お前を愛してる
それでも、俺はそれを選んだ。
謙也の愛情を、頭のオカシさを、俺らの狂気を
信じた。
+
そして俺は
謙也から望まれなくなったことで
ちいさな不安定を慢性的に抱えることになった。
依存も、多分酷なってる。
>恋い焦がれて欲しくて欲しくてしんどい、みたいん、減った。…忙しなったからかなあ。慣れたんかな。
>うん、別れたからや思う。
>そない欲しがってもたら、しんどいからやめたんや。
>そんで、減ったちゅーことにがく然とした。
俺と謙也は、その表面の行為だけをみると
前と変わらず、まるで恋人同士のよおに寄り添っている。
デートもするし、セックスもする。
長電話も、相変わらず。
ばかっぷるやな、て言いかけてカップルやなかったて思い直したりするほどに
それは、とても自然に続いてる。
俺の我が儘と、依存が酷くなった以外は。
欲しいと口にする度、心に、身体に刻み付けるように
謙也のことが好きなんやと、何度でも何度でも思い知らされる以外は。
俺には、恋い焦がれて欲しくてしんどい、
みたいなことがまだある。
+
冷たい指先とひきかえの
クリスマスプレゼントを、おおきに。
愛してるで。
+
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486 :
忍足謙也
2010/12/19 23:43
そして俺はヤンデレになった。
因みに俺は、ヤンデレっちゅうんがどんなモンかを正確に把握しとらん。えばる。
割と無謀な挑戦や思う。
あれやろ、好き過ぎて病んどるっぽかったらええんやろ?白石のいうこと何でも聞く人形みたいにしといたらええんやろ?
そんな無謀なヤンデレ強化月間スタート直後。
>好きて言うてや、謙也
…愛してるで。て、言い掛けた
>愛されてるんはよお解ったわ
すき言われへん
>何でもするいうたのにな(笑)
(早速人形やなかったな俺)
>(うん)
俺たぶん、ヤンデレ向いてへん。
-
白石に漫画を返した。
前にも書いた気ィして書いてへんかったけど
白石は偶に、押し付けるみたいにして漫画とか本とか貸してくる。
白石ンちにはあるけど俺ンちには絶対無いよな類の、いわゆる少女漫画(恋愛モノ)(多分姉ちゃんの)で
何か、いつも笑顔で渡される。貸してって言うてた本持ってきたで。くらいのナチュラルな感じで渡される。いや俺貸して言うてへんし。
>返すんは、いつでもええで。
いや俺受験生やし貸してとかホンマ言うてへんし。
しゃあないので
参考書と問題集に埋れながら、俺の部屋には不釣合いな漫画本を手に取ってちまちま読む。
>そういや謙也にまた貸したい本があってな
またか。俺忙しねんけど。
>いやもお絶対読んだ方ええて。
いや俺忙しry、いやいやオススメやかry、みたいな言い合いになんねんけど
本屋まで引っ張られてこれこれ!言われたから、きっとまた貸されるんやろう。
俺、忙しねんけど。受験生なんやけど。ちゅうかお前かて受験生やん何しとんねや俺等。
本屋からの帰り道を歩いとったとき
商店街が何となく12月な感じがして(ほら、飾りとか?)
そおいえばカップル多いな、とか思うて
好きとか逢いたいとか、何で言われるんか解らへん。何でそんなん、俺に言うんやろなあ…、て
ここ最近の
クリスマス目前やで駆け込み乗車の如く浮かれて弾けて恋人ゲットやで~♥(て、小春が言うてた)
な雰囲気に呑まれとんのか何なんか
俺なんぞに言うてくれる女子たちのことを思い出しながら零した途端、
横歩いてた白石がデタ!みたいな顔してやな
>好かれてる理由がわからん。俺の何処がええの?て思うてんのやろ。
うん。やってそおやん。
>そんな好かれるよおな事した覚えないわー、やろ?
え、うん。やってそおやん、
>謙也は、いつもそおやんなあ。
…そやっ、け?
いやいや待て待て。この会話、何やオカシない、か。え、なあ、
て思うて黙ったら、白石が横でめっさにこにこしとって
俺はもお、何も言えんくてヘンな顔。
何やねん。見んな!にこにこすんな!
ておもいました。
(恋人でもツレでも無い俺等、の、日常の話。)
-
廊下の角を曲がってく背中を見て、つい追いかける。
最近顔見てへんかったし。
財前は、相変わらず財前やった。背ェ小っさいな。伸びてへんのとちゃうか。
「ヤンデレ月間絶賛進行中ですか?」まあぼちぼちやで。っちゅー他愛ない立ち話。
クリスマスどないすんの、とか
「クリスマス?そないな時間あるなら、勉強したい。無理。」
コンビニ行くんが怠い、とか
「外に出る準備をして、そこまで行って、帰って来る、ちゅう、時間の無駄が、惜しい。」
相変わらずの財前で、オモロかった。
天才が努力月間絶賛進行中らしい財前は、普通にしとったけどちょお根詰めすぎ感が漂っとった。
やって、財前のクセにしょおもない事でよお笑うねん。
笑いに飢えとんのやな、かわいそにな。
部長もお疲れ様、て言うとったから此処に書いとくわ。
-
>ねえ謙也クン、好きだけで乗り切れん事て仰山あると思うけど、でも離れて魂無くなるンは目に見えとるんやから、おったらええんやないですか。
>傷付かん傷付けん事がええに決まっとるけど。今二人が何処まで行ってしもてるかは知らんけど。離れたないのも確かなら。一緒、おったら。
>謙也クンが部長が、どないに結論だしてもぎったんぎったんでも、二人は俺の大好きな先輩ですよ。
見ろこれ。めっさ可愛えやろ。
月並みな事しか言えんですんません、て言うとったけど
可愛過ぎるから(そんできっと白石これ見たら財前めさかわええ…!言う思うから)
晒しプレイ。
アイやろ?
えばる。
-
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485 :
忍足謙也
2010/12/19 22:04
俺は、白石にどうしても、て強請られたら断れない。
白石も、俺にどうしても、て懇願されたら断れない。
やから
どうしても、なお願いはあんまりせえへん。
(切望すれば必ず叶うなん、尋常やないと思わん?)
-
別れてから、
俺は求めることをやめた。欲しがることをやめた。
恋人なのに、何で求めたらあかん?とか、求めても応えて貰えへんのは何で?とか、
そおいう事を考えんくなった。
恋人やないからや、てすぐに諦めがついた。
ラクやった。
それでも、白石が求めて来るんを放っとけんくて
呼ばれれば応えた。恋人やった時とおんなしように。
白石に求められるんは、嬉しかった。
(好きなひとに求められるんて、幸せやんな。)
-
真夜中の部室で。
俺は、尋常やないお願いをした。
いつやって、どんな時やって
俺等は対等で在ろうとしたし、ええことも悪いことも全部分け合うてきたし
どんなことでも、お互いさまやろ?て言うてきた。
そういう、総じて平等な関係を恋人やて思うてる。
恋人やった時の白石は
俺が一方的に与えてばっか居ると、不安定になった。
自分だけが優先されとる感じ、相手には何もしてやれてない感じ、そおいう不平等をとても嫌がった。
対等やない、平等やない、それはとても嫌なこと。
けどそれを誤魔化してはおけん程、俺と白石の距離は近い。
対等で居れんくなった。
>(手加減されんのは、俺の性格やら能力のせいやなく状況のせいやと思うてるし事実そおやろ)
そおやで。事実その通りや。
俺は変わらず白石を愛してて、誰よりも何よりも大事にしたくて
下らんことも嬉しいことも辛いことも何でも、一番に聞いて欲しくて
白石の居らんセカイは、自分が生きてるんかしんでるんかも判らんかった。
俺から求めることが出来んくなっても、手加減してもガッコで話す以外の時間が無くても
白石が俺を呼べば、求められれば嬉しくて
平等も対等も崩れてしもたとしても
白石の為に存在したい、て思うようになって
>俺の為に何でもするて言うけど、ホンマのホンマに何でもは出来んやろ?…いや、しにそな謙也をそのままコロしたら出来る、て言うやろけども。
やから、
お願いしたんや。
俺はお前を求めはしないけれど
お前は俺を求めて欲しい。
白石はきっと断らない。
白石は俺を手離せん。俺がそおであるように、白石も俺が居らな生きてけへん。
俺が、どうしても、て懇願したら断れんて解ってて、
それが白石にとって、どんだけ嫌なことかも解ってて
お願いを、した。
-
答えは、いますぐせんでええて言うた。
それから、一週間くらいあったやろか。
どっちつかずな俺は、どっちつかずであるが為に
投与方法を間違えたり、迷ったり悩んだりして酷いもんやった。
無力感に打ちひしがれたりなんかして、堪え切れんで何かもお、うん、こないなとこに書くんも躊躇われるよな有り様やったから割愛。
-
放課後の音楽準備室に忍び込んで
答えを貰う。
白石はとても辛そうで、泣き出しそな声は掠れとって
呼吸するんもやっとみたいな、悲痛に響くその声に俺も心が痛かったけど
俺の為に、願いを聴き入れてくれた白石が愛しくて
願いが叶ったことが嬉しくて、幸せで
>…どおいう、形でもええから。俺の、傍に居ってください。――俺の、為に、
お前の為なら何だってする。お前の為に、生きていく。
なあ白石、お前を誰より愛してる。
-
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484 :
白石蔵ノ介
2010/12/17 18:44
別れ話の続きのあれこれよりさきに。
酷く煮詰まっていたり、酷く疲れたり。
そおいう時に声を聞きたいひとは、
俺にとって前と変わらず謙也だけで
これからも、謙也だけやないかと思う。
にもかかわらず
謙也は同時に
劇薬でもあるので、
投与方法を間違えると
簡単に
俺を
内側から崩そうとするので、
…ので。
そおいうんは恋人やとか
ツレやとかそおいうん関係ないんや、てことを
思い知った此処数日の話。
それどころか劇薬具合が増しとるかもしらん、とかな。
どしたもんやろ、なあこれ。
一緒に考えよて言うたら、考えてくれる?
(俺のおねだりを断らんて言うたけども聞く)
+
別れてから、
謙也が少し楽になったんは気づいとった。
やから、戻ろうとは言わんやろうてことも。
>どない、がいまのこの俺等の状況を指しとるんなら、どないもしたくない。別に何も、したくないで。
俺は俺で、謙也の気の向かんことをさせたなかったし
やっぱり、恋人に戻って
同じことを繰り返すんは嫌やと思うとる。
>俺はな、恋人やめて変わったことあるで。少し、ラクんなったよ。やから、戻りたいとも思うてへん
俺は、恋人をやめることで
俺を求める謙也と俺を大事にしようとしすぎる謙也を
矛盾から放ったつもりに一瞬はなった、のに
…俺自身が、
謙也に手を伸ばさんことに耐えられんくて
(格好悪い、なあ)
夜の部室で促されるままに吐露をする。
>俺も訊くわ。白石は、どないしたいん?
+
吐露する俺に、謙也が笑う。
もお恋人でもないのに、
恋人に戻るつもりもないのに、
俺がおらな生きてる感じがせん俺のためなら何だってする、ていう。
>なあ、…何でも言うて。俺、お前の為なら何でもするで。どんな理不尽な事やって、叶えようとするで。
>俺ウケるなあ。絶対頭イカレとるな。
それで俺は、
別れてもそれまでと変わらず
俺に優しうしてくれたことの理由を理解し
そおして、
別れたからといって
謙也のそおいう部分がなくなる訳やなく
つまり、
そこまでオカシなってたちゅうことを理解、した。
>…な、白石。お願い聞いてくれん?
>お前の為に、何でもする頭のイカレた俺を、生かしといてくれへんか。
何だってする。
俺の為なら自分のエゴをも放置する、ということ。
謙也が、謙也自身を。
俺の、大好きな、謙也を。
>……俺、お前の為に生きてたいん。アカン?恋人やったら、うまく出来ん事やけど、いまやったら出来るねん。
>しにそな方の俺は、見ん振りしてくれんかな。……おねがいや、白石。
+
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483 :
白石蔵ノ介
2010/12/15 00:24
返事書けてへんツレやら後輩やら。
すまんな、ちゃんと元気でおるで(笑)
+
何から書こか。
謙也の話を受けて
依存の話も書きたいけど
今の状態の話からいくべきやんなあ。
結論から言えば、
俺らはやっぱり「恋人」ちゅう選択を止めたんや。
+
恋人やから。
恋人やのに。
恋人やからしてええことがあれば、
恋人やからして欲しいことがある。
好きになればなるほど、望むことが多くなる。
俺と付き合うてる間、謙也はそのことがずっと苦しそうやった。
逢う時間のこと。セックスのこと。
俺が無理をすることが、
俺自身より嫌いやのに
「恋人」であるが故に望んでしまうあれこれが
俺に無理をさせる。
そういう矛盾があった。
…ちゃうねんで(笑)
俺は、自分が望んでないことはせん。
やから、
無理を「されられた」ことなんいっぺんもない。
でも、さしたとかさせられたとか
…そおいう問題ちゃうねんなあ。
ただ謙也からみて、
休んだほおがええ俺を休ませることが出来んてだけで
アカンねや。
そおして俺も。
俺の勝手でやっとることで
俺以上に苦しそな謙也をどおしてやることも出来んくて
謙也から優しうされればされるほど
自分が恋人として何も出来てへん気がして
不安定になったり
落ち着きを無くしたり
その優しさに傷付いたり、した。
(何ちゅうディストーション!)
初めは、そおでもなかったんになあ。
俺も謙也も、
基本的には自己責任
ちゅうスタンスで人と付き合うとるから
俺は俺、お前はお前で好きにやろやなタイプやのに。
付き合う時間が長くなるにつれ
この恋が拗れるにつれ
その矛盾は、深くなっていった。
+
どっかで話そ、
言うて出かけたのは、真夜中の学校。部室。
引退しても未だオサムちゃんからもたされとる鍵を
ホンマは、そんなことに使うたらアカンのやろけどな。
けど電話でやった別れ話のケリをつけるなら
部室がええ、と思ったんや。
…うん、ええな。夢ン中みたいや
>せやなァ、現実味は薄いな。私服で来るんもあんま無いしや
テニス部の部室。
この学校のどこよりも、
思い出の詰まった大切な場所。
ジャージどおなったっけ、ちゅう話から、財前の話。
夢を使って俺等の代弁もしてくれる
可愛え天才の後輩のメールを
謙也が読んで教えてくれる。
>何やっとんですか。ほんまにそれでええんですか。
ホンマにな。
…なあ、謙也。謙也は、どないしたい?
+
(ここで終わるとかどない?)
(な、財前?)(笑)
+
[返信][
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編集]
482 :
忍足謙也
2010/12/14 02:14
一週間位前に、おくらいりした日記を引っ張り出す。
#おくらいり【お蔵入り、オクラ入り】[名]
オクラが入っていること。
または、白石が入っていること。
もしくは、書いた日記がその後の展開により上げらることのないまま放置されること。(O)
-
ぬけぬけと言います。
俺が傍に居って普段通りにしとるので
白石が、元気です。
(ぬけぬけと言うたった。)(どや)
下らん事を報告して笑うて
ユウジがルミナリエ行って来たいうて送ってくれた写真がめっちゃ綺麗やったとか
(誰と行ったん、て訊かんかったけど。小春かなァ小春やんなァうっわ…ただでさえ人よおけ居って喧しそなんに其処にMOFOかそおかァうっわァ…とか)
やっと帰る言うて電車乗った白石が寝過ごして駅過ぎたとか言うからあほうか!てぎーぎー言うてやって
ええから早よ家帰って寝ろとか1秒の無駄も許されへんで!とか
俺がぎーぎー言うと喜ぶ白石はちょおいやかなり、変態や思うけどもまあ今更か。今更やな。
俺が居る+ちゃんと布団で寝れるっちゅう
久し振りの機嫌ヨシオ白石くんから
機嫌ヨシオっぷりが酷過ぎるメール。
--------------------------------
>お
> ふ
> と
> ん
> ん
> ン
> ♥
--------------------------------
頭ぶっトび過ぎやろ。因みにこおいうのもきた。
--------------------------------
>z
> z
> z
> z
>z
--------------------------------
もお何やろ。
あほう過ぎていとおしくなってくるな。
-
…とまあ、こんな日もありましたよ的回顧。
-
純情がディストーションし過ぎてもうて、
歪んで捩れて絡まって、俺の頭はとっくにイカレとったんに
何かにつけて、俺多分イカレとる、て言うてもきたんに
そうして1年半も経って、それでもまだ
>…うん、俺は謙也がそこまで頭オカシいて、よお解ってへんかったんやと思う。
て、言われた。
解っとけや。何遍も言うたし見せたし自分一番近くで見てたやんけ。阿呆か。
なあ、俺は
お前の為に生きてられるなら
何だって
する。
-
依存。
ある事物の存在、状態、価値等が、他の事物によって規定され制約される関係。
原因に対する結果、目的に対する手段、理由に対する帰結。
切り離せない、ちゅうこっちゃな。
自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存するその関係に囚われている状態を共依存っちゅうそうで
共依存者ちゅうんは、自己愛やの自尊心やのが低く
相手に依存されることで自分の価値を見出すんやって。
俺も白石も、自己愛も自尊心も相当高いし
相手に依存されることで価値見出したりしとらんし
ちゅうか自分が誰かに依存するなん、そんなことあるんや!へー!くらいの勢いやし
こおいうん、何なんやろなて話してたけど
Q,俺等は、共依存か?
>むしろ両方ただの依存…
>自立した依存(矛盾したことばやな)
何でこないなことになったんやろな…
>わからん…
>好き勝手依存…
自尊心高すぎディストーション依存…
>ややこしな!
A,そうでもないけどそうかもしれないややこしい。
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ツレとか恋人とか、そんなんどおでもよくなってもた。
解っとるんは
恋人では居れん、ちゅうことと
お互いに依存しとるっちゅうことだけ。
>そもそも、お互いに好きで、愛してるで、でもやから何てなること自体どっかオカシねんな
その通り。
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