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約束の蒼い薔薇【旧 超絶自主規制】
┗138
138 :
仁王雅治(分身)
2009/12/02 08:14
>ユメ ヲ ミタ。
今回のはちとグロい。
なんで、カンタンに…温めに(笑)
俺は捕まっていた。
…正確には捕まっているのか、始めから自由がないのかわからんが…
只当たり前のように世界中の人間が線引きされとった。
政府関係者と、そうでないモノ。
俺は“そうでないモノ”
毎日のように、色んな訓練をされるんじゃ。
やっている内容は一緒。
様々な状況で命を狙われ
それをかい潜りながら生き延びるだけ。
生きる為なら何をしても良い。
初めは、食事をさせられた。
何も気兼ねする事はない只の食事。30人程いたじゃろうか?
大きな生のブロック肉が配られた。俺はそれを食べなかった。
そしたら、それを食べた奴らは皆泡吹いて死んだ。
次はどっかの体育館に集められた。
ハイジャンに使われるようなマットが敷き詰められ足場が不安定な館内を死ぬほど走らされるんじゃ。
足が遅い奴、走れなくなった奴は容赦なく連れて行かれた。
俺は当然、生き残る。
ここまでは、只の“振るいがけ”に過ぎん。
訓練について来れるかどうか、それを判断してて
恐怖はこれから始まる。
連れて行かれたのは、真っ白な建物じゃ。
そこでは3対3のやり合いを行う。どちらかのチームが敵チームを皆殺しにすれば訓練終了。
武器は何を使ってもOK
俺等は必死。相手も必死。建物1つ丸々使ってのサバイバルゲームじゃ。
俺等のチームは早々に一人脱落。
気が狂ったのか、ただのラリッた殺人鬼と化した相手さんに追い回され続ける。
撃っても刺しても死なない化け物になった相手さんに怯える。
いよいよ追い詰められて
銃は弾切れ、ナイフもない絶体絶命の時
ふと相手さんの首に太いチェーンタイプのネックレスがあるのに気付いた。
―馬鹿な奴じゃのう。
そんなモノ外してくれば良かったのに…。
それを引っつかんで力任せに締め上げた。
それでも、俺の力と体格ではいまひとつ終わらない。
チェーンを掴んだまま俺はそいつを背負うようにうずくまった。
限界まで絞める。
ハイ成功。バイバイじゃよ。
そうこうしてるうちに、生き残っていた仲間がもう一人をやっていた。
最後の一人に後ろから飛び掛かる。
やっぱり気絶はしても最後まではいかない。
そいつを二人で運び、通路のシャッターを下ろすとチェーンを引っ掛ける。後は自動。
スイッチを押せば体は宙ぶらりんでオシマイ。
俺等は勝った。
>>139 へ
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139 :
仁王雅治(分身)
2009/12/02 08:59
>>138 ユメ ノ ツヅキ
良かった。
これで一段落。
と思った矢先、それまで壁だと思っていたモノが音を立てて上に開き
眩しい光が見えた。
コレもシャッターだったんじゃな。
光の中に、軍服を着た人間が現れたかと思ったら
いきなり銃を乱射し始めた。
俺はビビりなモンで、終わっても物陰に身を潜めていたが、
もう一人は開放感からその身を曝していて蜂の巣になった。
コレで、この訓練は終わり。
次はトレーラーの荷台の中。どうやらコレで移動するらしい。
中を見渡すと、いるのは皆俺より小さなガキ共じゃった。
脅えた様子はなく、只平然としている。
車が止まりトレーラーが開くとそこは雪の積もった空き地じゃった。
不自然に草が伸びて雪が積もる空き地の真ん中に
まるでファッションショーで使うランウェイのような道が1本走り
その遥か向こうにもう一台のトレーラーが見える。
俺の隣に9歳かそこらの女の子が来て言った。
>『向こう側に見えるトレーラーに辿り着くか、敵をころせば終わりだよ』
この子らは何度もこの訓練を受けているらしい。
スタートの合図が響き
子供達が一斉に走り出す。
数人はランウェイを、大多数は雪の上に降り立って。
そうか…ランウェイを走るという事は、それだけ敵さんの目に姿を曝すという事で
下を走るという事は、敵さんとの接近戦の恐れがあるっちゅー事なんじゃな。
多分、どちらが正解なんてコトはない。ここにいる以上、全員に危険がある。
それでも俺はランウェイを走る事にした。見つかっても振り切って逃げれば良い。
そう思った瞬間横の茂みから何か茶色いモノが飛び出して来て、俺の目の前を走っていた子供に飛び掛かった。
一気に悲鳴が上がる。…なんじゃ…?
それに目を向けるとそれの正体はライオンじゃった。
………こんなんアリか?お子様メニュー?ンな馬鹿な…
ここはライオンの巣じゃった。手持ち武器が小さなナイフや小さな銃しかない俺等は戦う事すら出来ない。
逃げ切るしかないんじゃ。
子供達が次々と猛獣に襲われて行く中、俺は走った。ランウェイは流石にやめた。
いや、多分どっち走っても危険なんじゃが…
追い掛けられながら必死に走りトレーラーによじ登る。
するとすぐに訓練終了の合図が。
……何人やられたのか…
子供達はそれでも平然としていた。
っていう、何とも内容のない夢じゃった。(笑)
只グロいだけ。
138 :
仁王雅治(分身)
2009/12/02 08:14
>ユメ ヲ ミタ。
今回のはちとグロい。
なんで、カンタンに…温めに(笑)
俺は捕まっていた。
…正確には捕まっているのか、始めから自由がないのかわからんが…
只当たり前のように世界中の人間が線引きされとった。
政府関係者と、そうでないモノ。
俺は“そうでないモノ”
毎日のように、色んな訓練をされるんじゃ。
やっている内容は一緒。
様々な状況で命を狙われ
それをかい潜りながら生き延びるだけ。
生きる為なら何をしても良い。
初めは、食事をさせられた。
何も気兼ねする事はない只の食事。30人程いたじゃろうか?
大きな生のブロック肉が配られた。俺はそれを食べなかった。
そしたら、それを食べた奴らは皆泡吹いて死んだ。
次はどっかの体育館に集められた。
ハイジャンに使われるようなマットが敷き詰められ足場が不安定な館内を死ぬほど走らされるんじゃ。
足が遅い奴、走れなくなった奴は容赦なく連れて行かれた。
俺は当然、生き残る。
ここまでは、只の“振るいがけ”に過ぎん。
訓練について来れるかどうか、それを判断してて
恐怖はこれから始まる。
連れて行かれたのは、真っ白な建物じゃ。
そこでは3対3のやり合いを行う。どちらかのチームが敵チームを皆殺しにすれば訓練終了。
武器は何を使ってもOK
俺等は必死。相手も必死。建物1つ丸々使ってのサバイバルゲームじゃ。
俺等のチームは早々に一人脱落。
気が狂ったのか、ただのラリッた殺人鬼と化した相手さんに追い回され続ける。
撃っても刺しても死なない化け物になった相手さんに怯える。
いよいよ追い詰められて
銃は弾切れ、ナイフもない絶体絶命の時
ふと相手さんの首に太いチェーンタイプのネックレスがあるのに気付いた。
―馬鹿な奴じゃのう。
そんなモノ外してくれば良かったのに…。
それを引っつかんで力任せに締め上げた。
それでも、俺の力と体格ではいまひとつ終わらない。
チェーンを掴んだまま俺はそいつを背負うようにうずくまった。
限界まで絞める。
ハイ成功。バイバイじゃよ。
そうこうしてるうちに、生き残っていた仲間がもう一人をやっていた。
最後の一人に後ろから飛び掛かる。
やっぱり気絶はしても最後まではいかない。
そいつを二人で運び、通路のシャッターを下ろすとチェーンを引っ掛ける。後は自動。
スイッチを押せば体は宙ぶらりんでオシマイ。
俺等は勝った。
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