top
┗
約束の蒼い薔薇【旧 超絶自主規制】
┗361
361 :
跡部景吾
2012/11/21 08:37
今朝方。
我儘だと知りながら…負担を掛けると分かりながら。
寂しいと…毎日お前に会いたいと。
そう、鳩を飛ばした。
窓の外を眺めながら、待つ事ほんの数分。
彼奴からの鳩が舞い降りる。
結ばれたメッセージにあった言葉に、涙が溢れた。
>やっと言えるようになったんか。
俺が言えない事も…こうして悩みに悩んだ挙句お前に告げる事も。
おそらくお見通しだったんだろう。
彼奴の元へと行けば、優しく伸ばされる腕。
抱き締められる事が、こんなにも幸せだと思えるのは…お前だからなんだろうな。
昼夜が逆転していると話すお前に、無理をさせているとわかっても。
お前に触れた腕を離す事が出来なかった。
今は、眠りについたお前の寝顔に安堵する。
お前が言ったように、これからは毎晩お前の眠るベッドに侵入してやる。
夜這いも、考えてみるか…(クス)
今まで、お前が俺の事を言い当てて来たのが、思い出される。
お前は、どれだけ俺を知ってるんだか。
敵わねぇよ、全く…(フッ)
俺以上に俺を理解しているお前に、強がりも我慢も何もかも通用しない。
俺を、ありのままで居させてくれる…
まだ、素直になりきれねぇし、我慢もしちまうだろうが。
お前には全て、打ち明けていきたい。
[
返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]