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┗約束の蒼い薔薇【旧 超絶自主規制】(307-316/376)

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316 :不二周助
2011/08/04 11:30

>隣の芝が青く見える。

とても。
いつもいつも、誰かが凄く羨ましい。
凄く羨ましくて、ひがんでる。

だけど、僕も周りからひがまれてるのを知ってる。
>いつも楽しそうだね
とか
>毎日毎日幸せそう
とか
>怖いものなんて何もないでしょ
とか、僕が一番みんなに言いたい。

きっかけは、そうだよ。
>「お前の傍にいると惨めになる」
これで、全てが終わったんだ。
だって、君の隣で恥じない自分でいる為に僕はいつも必死だったのに。

これはもう“無理だ”と諦めた。

とても大好きで
今でも忘れられずにいる人。

あぁもうどうして好きなんだろう。
僕の声は多分届かない。

君とサヨナラしてから、誰かと喧嘩をする事が無くなったよ。

逢いたいなぁ。
また傍にいたいなぁ。


あの時、自分が幸せだなんて思ってなかったけど、
幸せだったんだね。

青い青い。
隣の芝が青い。

そんなことを考えている今日を
いつかまた思い出して、幸せだったって言う日がくるんだろうな。

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315 :不二周助
2011/07/19 06:44

>この町が好き。(半…かも。)


朝の町を散歩してみた。
沢山の事を思い出したよ。

特に、初めて来た日。
よく覚えてる。
場所も、誰と話したかも。

よく、あの黒い子猫と遊んだ。
猫缶を買っては会いに行った。
あの子は靴紐で遊ぶのが大好きだったよね。
凄く可愛かった。

七夕の笹が用意されなかったから、きっと夏祭もないんだね。

相変わらず、この町には沢山の人が居るけど…
やっぱりさ、町長さんが居てこその
ひだまり町なんだよね。

町長さんが居ない、それだけが、淋しく感じた。

僕は多分、会った事はないと思うんだけど…
逢いたいなぁ。

逢って、お礼が言いたいよ。
…まぁ、手紙を出せば良いんだけどね。

そうじゃなくて、
町長さんが自分の足でこの町に来てくれたらって、そう思うんだ。


多分僕は、長く此処に居すぎた。
この町が好き過ぎるんだね。

いつまで、この幸せな時間が続くんだろう。

人が溢れる町の中で、
呼吸が聞こえないんだ。


本当に、ただの、
僕一人のワガママなんだけど…
もう一度この町に
>生きて欲しい。



…無理かなぁ。(笑)

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314 :不二周助
2011/07/06 03:58

>跡部はホスト通いなんてしないよ。


僕は週に2回は跡部とパーティーに行ってる。
彼が行くパーティーに集まるのは各業界のお偉いさんが多いので
そういう人達と話すのは良い経験になるし楽しい。

ところがそんな先日のパーティーに、どう見ても似つかわしくない二人組が来た。
>どう見ても只のホスト。
正直浮いてた。
そしてその二人は案の定、よりによって跡部に目を付けちゃったんだ。
結果、僕も付き合う事になるよね。

一人がしつこく跡部にアドレス交換を申し込んでいたけど、跡部は
>「なんでこの俺がテメェなんかとアドレス交換しなきゃなんねーんだよ。」
って断ってた。
そりゃそうだ。この人は跡部のアドレス帳に名前を連ねるには身の程知らず過ぎる。
だけど跡部…その言い方は有りなの?(笑)
なんてハラハラしてた僕だけど、ホストさんは全く引かなかった。

最終的に跡部は折れて、渋々交換したんだけどね。
ホストさんが居なくなった後、即行で削除してた。


そんな事があってから数日経った昨日、氷帝との練習試合があった。
空き時間に跡部は思い詰めたように寄って来て、僕に携帯を差し出したんだ。

見せられたのは、登録されてないアドレスからのメール。
あのホストかららしい。

内容を要約してみると
>毎日メールしてね。
>部活終わったらメールして。
>おはようとおやすみは基本だよ。
>無理しない程度に出来るだけメールして。
っていうデコメいっぱいのが何通も。(ちなみに跡部はデコメが嫌いで表示を拒否設定してるから×印だらけの悲しい文面になってる。)
…何コレ?

見た感じ、ただ付き合いたいとかそんな様子には思えない。

>「…俺営業掛けられてんのか?」
想像したら笑いが止まらなかった。
だって!あの跡部財閥の御曹司に貢がせようとする!?
無理でしょ(笑)

実際ホストがこんな自分の首を絞めるようなメールの仕方はしないと思うんだけど、それにしても意図がわからなくて跡部も困ってた。

一通のメールに珍しく跡部が返信してる。
>ホ:あそこのパーティーはまた行くの?
>跡:気が向いたら行く。
>ホ:俺景吾がメールくれなかったら絶対行かないから!
…なんの脅しにもなってない。

本当に何を企んでるんだろう?
僕は面白くて仕方ないよ。



>蒼/薔/薇へ
>そっちこそ元気?
>暑いからお互い体には気をつけようね。

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313 :跡部景吾(蒼/薔/薇)
2011/06/28 09:10

最近、俺の周りが目まぐるしく変わっている。
付き合いは相変わらずなんだが…どう言えばいいか…。
苦痛なものではない、寧ろ喜ばしい事なんだろうがな。
どうにも戸惑っちまう。


一人になれば、なぜか繋がりが強まる。


どういうわけか、昔からそうだ。




一人になった今、俺の中で確たるものが生まれた。
今までは、それを認めたくは無かったし、逃げていた部分もあった。
だが、もうそれも止めておこう。
あらがえないものがある事は、確実だ。




俺を必要だと言う奴がいる。
俺を慕ってくれている奴がいる。
それで十分だと思う反面、貪欲な俺がいる。


少し、思うがまま歩いてみるか。
そうすれば、俺も変われるのかも知れねぇな。






○倫>
元気そうな姿を見られて安心したぜ。
身体を壊さねぇようにな。

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312 :不二周助
2011/06/25 09:01

>あの子が泣いてる。

逢いたいって泣いてる。
自分に素直に生きようとして、
人に遠ざけられた。

仕方ないと諦めながら、
それでもいつかは誰かがと、のんびりするフリをして
必死に探してる。


逢いたい、逢いたいって。
逢えるだけで良いと言いながら、本当は違うのを隠して笑って
あの子が泣くのは僕の前だけだ。

見ていられなくなる。
もう良いじゃないかと
君が君を許せないなら、僕が君を許してあげたいのに。

それじゃ駄目なんだ。
僕と君じゃ、色々と似過ぎている。


どうして人は優位に立ちたがるんだろう。
どうして対等では居ようとしないんだろう。

どうしてみんな
>自分は特別だ
なんて実感が欲しいの。

みんな淋しいの?
僕はそんなみんなを見てるのが
たまらなく淋しいよ。





それが人の本能とでも言うの?
>(2011.6/27.15:9)

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311 :不二周助
2011/06/25 09:00

>やっぱり跡部が凄い。

昨日の日記を書いた後、跡部から電話がきた。
驚いた。
日記に書いたのがバレたのかと…、まぁそれはないんだけどね?

で、その内容というのが「暇ならパーティーに行くぞ」とね。
僕が承諾すると、家まで車で迎えに来てくれた。

会場に着くと、跡部は主催者や来賓に挨拶回りを始め、僕はその後ろに着いて行く。
…お金持ちも大変だよね。

それが終ると二人組が話し掛けてくる。
僕も前回のパーティーで一度会った人達だ。
片方の人は跡部にベッタリだったけど、何故か今日その人は僕の方に、跡部には別の人が。
不思議に思っていたら、理由を耳打ちしてくれた。
>前回のパーティーの後、跡部の取り合いで喧嘩になりかけたらしい。
だから今回自分は身を引くんだと。
……本当に凄いな跡部…。

その人達が「明日仕事だから」と帰ると、すぐに別の人が跡部に張り付いた。
ずっと跡部の体に触ってる。
最終的にはお姫様抱っこしようとして、足蹴にされていた。

その後、跡部はボーイから一枚のメモを渡される。
そこには、名前と連絡先。
跡部と会話が出来なかった人がボーイを使ったんだ。

パーティーが終わり、帰ろうとした所で跡部は友人らしい人から呼び出しの電話を受ける。
電話を切った跡部は僕に、「もう一軒廻る」と言って会場を出た。

跡部が電話に出て、誘いを断らない人、それは
>純粋に仲の良い人
もしくは
>社会的地位が高い人
今回は後者だった。

向かった先には四人の人が待っていた。
跡部も内三人は初対面らしい。
六人でお茶をするうち、一人がわかりやすく跡部にベッタリし始めた。

やっぱりこうなるんだなぁと思っていたら、僕以外の三人は顔を突き合わせコソコソ話を。
僕にも聞こえた声は、跡部とその人が良い感じだと言っていた。

傍から見たらそう。良い感じに二人だけの世界。
でも、近しい人間ならわかる。
跡部にその気は全くない。
>目上の、初対面の人への態度
で対応しているだけだった。

そして気付いたんだ。
跡部が僕以外の三人を見ているのを。

まずいなと思った。
跡部は三人の会話の内容に気付いてる。
そしてそれを煩わしく思ってるんだ。

これからこの人は、跡部を追い掛け始めるんだろう。
モテたいと思う人にとって跡部は羨ましい存在だと思う。

けど、今日一日改めて跡部の“凄さ”を目の当たりにすると
気の毒で仕方なくなったよ。

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310 :不二周助
2011/06/24 17:01

>跡部が凄い。


あれだけワガマ………自由奔放なのにも関わらず、みんなが跡部を敬ってる(?)というか、大切にしている感じ。

言いたい事をズバズバ言うから敵も多そうなのに、何故か彼の悪口を言う人は見た事がない。

“妙な魅力”を持ってる。

彼の携帯はよく鳴る。
けど、それに反応している所はあまり見ない。

僕が「電話出ないの?」と聞くと、「コッチの状況を知られるのが嫌だから」と言う。
要するに、すぐに電話に出たりして
>今暇なんだ・この時間なら起きてるんだ・一人でいるんだ・今日は休みなんだ
とか思われるのが嫌らしい。
それはそのうち
>「なんで電話に出てくれないの?」
っていう不満に繋がるからだそうで、そうなるくらいなら「跡部はいつも忙しい」というイメージをつけておいた方が楽なんだって。

だから跡部は心を許してる限られた人からの電話にしか出ないんだ。
メールは3通に1通返す程度。

それは、彼に連絡してくる人の殆どが、彼を自分のモノにしたいと目論んでいるからってのもあるんだけど。

>つまり跡部は超モテるんだよね。
一見只の自慢話かと思うけど、ところが彼は本気で嫌がってる。
傍から見たら素敵な人も、跡部にはそう見えてないみたい。
理想が高いのかなと、彼に好みの人は?と聞いたら、「いない」と即答された。

好きな芸能人は?とも聞いてみたんだけど、返ってきた返事は「みんな同じ顔に見えてワカンネェ」だった。
実際跡部は人の顔を覚えない。
「この間会った○○さんが~」なんて話しても、会話の内容は覚えていても、顔は一切覚えていないみたいなんだ。

それでも、跡部は家柄上疎かには出来ない人付き合いというのがあって、
たまにどこぞの会社の社長さんなんかと食事に行ったりもしてる。

みんな驚く程跡部を大切にしていて、凄いプレゼントや口説かれ方をされてたりするんだけど彼曰、
>「男も女もみんな金ヅルにしか見えねぇ」
だそうで。

嗚呼、コレは末期だなとしんみり思った。

会う人みんなに、「なんで恋人作らないの?」と聞かれ続けているのを見て
僕は「もうそっとしといてあげて」と心で叫んだりするけど、そういえば僕も彼を理解しようと質問責めにした事があるので、いたたまれなくなった。


そして、日記にわざわざこんな話を書いてる辺り
僕も彼の“妙な魅力”に惹かれてるうちの一人なんだなと、
なんだかどうしようもなく納得したんだ。

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309 :不二周助
2011/06/22 03:39

>OB主催のパーティー


大和部長からのお誘いで参加して来たよ。
大和部長達よりももっともっと上の先輩方の企画。

中にバーで働いている先輩がいて、そこを貸し切りに。
勿論僕らは全部ノンアルコールで、部活が終わってからお邪魔した。


>先輩方はすっかり出来上がってた。


中には何故か僕を気に入ってくれてる先輩もいて、入るなり捕まる僕。

先輩「おぉ不二ぃ!おっせーぞお前!」
僕「先輩…大丈夫ですか?明日大学じゃないんですか?」

嗚呼駄目。
ヘロヘロで話にならない。
しゃっくりまで止まらないみたい。

先輩「不二ぃ、セックスしようぜ~?俺ゲイなんだよ!!」

はいはい。(笑)

先輩は僕の手を握り制服を捲り上げ腕に擦りついてきた。

(ビクッ―)

そのまま僕の手にキスをし始める。
あ、やばい。

笑いながらさりげなく手を引く。

先輩「なんで逃げるんだよぉ?お前俺の事キライなのか!?」
僕「いや、大好きですよ。大好きですけど…」

先輩の事は普通に好きですけど!
>僕は手が性感帯なんです!!

なんて言える筈もなく(言いたくもなく。)


>あっ…ちょっと先輩…っ、ダメ…指先はダメッ…ぁ…あん//


感じ始m……困り果てた所に頼れる現部長の手塚が登場。

手塚「不二、大和部長が呼んでいる。」
僕「あ、ああ…今行くよ。」

やっとの思いで先輩から脱出。
逃げる途中で振り向いたら、
手塚は先輩に脱がされそうになっていた。



>ちょっと笑った。



そんな手塚を見殺しにして僕は大和部長の所に。
僕を呼んだ記憶はないとの事。

手塚、君ってば何て良い奴なんだ。

だけどごめんね。
僕は君を助けないよ。



その後は他先輩方や現役達と平和にパーティーを楽しんだ。


手塚がどうなったかは
僕は知らない。

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308 :不二周助
2011/06/21 05:35

>どうして生き物の命に終わりがあるのかわかった気がする。


優しさを学ぶ為なんだね。
命に終わりを作る事で
死に触れ合う事で
本当の優しさというものを理解出来るようになるんだ。


大切な
大切な
僕の__。

おやすみなさい。


君の生きた時間が
どうか幸せであった事を
心から願っているよ。


>今までありがとう。
>本当にだいすき。

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307 :不二周助
2011/06/19 12:21

>空気をよむ


空気をよむってさ、ある意味嘘をつくって事なんじゃないかと思った。

先日、竜崎先生の元に来客があってね。
先生はどうしても外せない用事があると言うので、部員の誰かが先に来客を迎えて
待ってる間お相手する事になった。

この場合手塚が適役なんだけど、生憎手塚は生徒会の会議だった。
大石は部を見なくてはいけないし、なんなら僕が行くよって引き受ける事にしたんだ。


現れたのは50代の品の良さそうな男性。
中学テニス界の重鎮らしく、粗相のないようにと。
ただ、竜崎先生がニヤニヤと笑いながら
>「面白い人だぞ。」
って繰り返すのが気になってた。


お茶を出しながら暫く世間話をしていると、水が欲しいと言うので
コップに氷と水を入れて差し出した。

すると男の人はそれを受け取らず、
>「面白いものを見せてあげるから、それを飲んでみなさい」
と言うんだ。

言われたままに水を飲むと、その人は僕の手からコップを取って握り
目を綴じた。

暫くしてからまたコップを渡され、もう一度飲むように言われる。

>「どんな味がする?」
…ただの水。
首を傾げると、またコップを取り同じ事をしてから
やっぱり飲まされる。

どう考えてもやっぱりただの水だった。

>「甘くないかい?」

言われて気が付いた。
そういう事か!!
慌てて僕は「そういえば!」と頷き、何が起きたのかを尋ねる。

>「僕はね、気が使えるんだよ。中国でいう気功ってヤツかな。」

そこで全てを理解する。
この人は自分は気功が使えるんだと思い込んでいるんだ。

だって何度飲んでも水はただの水で、必要以上に甘くも苦くも何ともないものだったから。

竜崎先生が笑った理由はこれだったんだ。

それから僕は彼の気功自慢を聞きながら、最終的には隣に座らされ肩や腰やお腹にひたすら“気”を送って貰った。

僕が女子だったらセクハラに間違えられてもおかしくはないですよ、おじ様?(笑)

何も感じるものがないその行為に、それでも僕は何かを受け取ったようなそぶりで感心していた。
そう、空気をよんで。


漸く竜崎先生がやって来ると、男の人は先生に
>「この子はとても素直で良い子だ」
と笑って言った。

いえ、とんでもないです。


後で竜崎先生に
>「お前はアレがわかるのか」
と聞かれた。

いえ全く。と答えると、先生は僕の肩をバンバン叩き、

>「でかした!」
と大笑いした。

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