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肉の球体
 ┗55

55 :跡部景吾
2009/04/19 15:42

ジローが上げたと思って開いた奴は、残念だったな。

>だが安心しろ、悲しむ必要は無ェ。

何しろこの氷帝学園テニス部部長、頭脳明晰容姿端麗才色兼備五穀豊穣にしてパーフェクツ、歌唱力と喋りは巻き舌が命だぜわかってンだろ、アーン?
満を持して登場跡部景吾様が、予定より早く記念すべき55頁を埋めてやるって言ってンだからな…(ふ)

>あ?55頁目って記念か?

つーわけで、本来なら100頁目をジャックする筈だったンだが、こいつの日記を発掘しちまった事、そしてそれを報告しちまった事により、早めの登場を余儀なくされた俺だ。
何だよ55頁目って。半端にも程があるじゃねーの。書けと言われた53頁目よかはマシだと思うがな。
アレだ、テメェも男だったら一夜で99頁書き上げて提出するくらいの心意気見せてみやがれ俺は寛大な男だから骨は拾ってやるぜ?(採点用赤ペンの蓋キュポンと外しながら)

私信はさておき、(一応)記念頁として、この日記の持ち主がどんなひよこかを、出会いから俺の独断で語ろうと思う。


出会いは数年前、食パン囓りながら遅刻ギリギリで廊下ダッシュするジローと角で正面衝突したのが最初だった。
俺はと言えばその日転入初日で、教員室から戻る途中の見目も麗しい初等部4年生。季節は春。
開いた窓から桜の花弁が滑り込み、廊下に呆然と座り込む俺たちに降り注いだあの瞬間。
見つめ合い、まるでそう、恋に落ちたかのように。
制服のジャケットにバターとジャムをたっぷり滴らせながら、俺はそいつに向かって言った。

テメェ、使えねー目ン玉つけて歩いてンじゃねーよ。

ふるふる、ゆらゆらとふるふる。
桜に彩られた春の日の出来事は、まるで夢のようだった。

>まー夢だけどな。

新年度早々バイオレンスとアドベンチャーに満ち溢れた夢を見たからその報告をしてみたんだが、そういやこの頁はなんの頁だったんだ、アーン?(眉顰め)
思い出した、記念ジャックの頁か。

以前、50だか100だか書いて欲しい、と言われ、この町の日記の事だとすぐに思い当たった。
フィクションノンフィクション取り揃えて書いてやるから日記名晒せと可愛らしく胸ぐら掴んで強請ってみたんだが、その時になるまで教えねェとほざきやがる。
そこまで言うなら聞くのも野暮かと、一旦捜索は打ち切ったのがこの前までの話。
この段階での情報は以下の通り
・50未満の日記である
・恐らく最近書き始めている
・書き手の主体はコイツじゃねェ可能性もあるが、コイツの可能性もある

此処で俺は思った。
ぁん?待てよ?
絞れる情報が揃っていて、探さねェのは逆に失礼なンじゃねェの、と。
これはジローの誘い受けフラグなんじゃねェの、と。

で、あっさり見つかって今に至る訳なんだが、見付けて黙ってンのも趣味が悪いと思って報告してみりゃボケだのカスだの散々喚かれてどうしろっつーんだ。
まー照れる気持ちは解らなくもねェ。存分に穴に嵌りやがれ、飽きた頃に引き上げてやンぜ。
日記50おめでとう。

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