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月を見ながら猫を追う
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231 :
越前リョーマ(蒼/薔/薇)
2010/07/22 14:43
>「こんにちは、越前クン。ねぇ、日曜日君のお家にお邪魔してもいいかい?」
昼飯が終わって、ゲームで遊んでたら携帯が震えた。
ディスプレイには千石サンの名前。
電話に出た瞬間飛び込んできたのが、さっきの台詞。
俺「どーも、また急な要望っスね。何で?」
>千石サン「いやぁ、うちクーラーが壊れちゃっててさ。昼間はお友達の家転々とお邪魔してるんだ。それで、今回は君が選ばれ、」
俺「却下」
>千石サン「えぇっ!?厳選なあみだくじで決めたのにっ!」
俺「勝手に決めないでよ、俺は聞いてないし」
>千石サン「うっ、うっ…越前クンは冷たいよね。俺、越前クンの大好きなファンタと和菓子、いっぱい用意したのにっ」
俺「………ファンタはグレープだよね」
>千石サン「もっちろんだよ」
俺「…じゃ、今回だけなら」
>千石サン「ありがとう越前クン!いやぁ、持つべきモノは友達だねぇ。それじゃ、日曜日は時間決めたらまた連絡するよ!」
ブツッ…プー、プー、プー…
ちょ、時間くらい俺に指定させて欲しいんスけどっ
ま、別にいいけどね、日曜日は暇だし。
千石サン来るなら、ちょっとはテニスで楽しめそうかな(ニッ)
―――――――――――――――
[18:00 追記]
ついさっき、また千石サンから電話。
何事かと思えば、何のことない惚気話で。
ちょっと、アンタ俺が片思い中なの知ってるよねッ
何の嫌がらせなのッ
って噛み付いたら、
>「いやぁ、片思い中だって聞いたらなぁんか自分達の付き合い出した頃とか思い出しちゃって。誰かに話したくてしかたなくなっちゃったのさ。あ、そう言えば越前クンの片思いの相手、知らないなぁ…越前クン、相手は誰、誰?」
この人、ツイストでのしちゃっていいっスか、部長←
日曜日の話し却下するって話したら、あっさり引き下がったけどね。
それにしても、千石サン達は付き合ってからもう3年経つんだっけ。
俺も、そんな風に何年も変わらず好きだって言える関係になりたい。
気持ちがずっと繋がってるって、凄く幸せなことだよね。
その点でだけは、俺はアンタを尊敬してるっスよ、千石サン。
>●倫 白石サン
なんか部員に祝ってもらってるみたいだけど、便乗して俺からも。
222頁オメデト(ニッ)
ニャン、ニャン、ゴロニャン←
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