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月を見ながら猫を追う
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245 :
大石秀一郎
2010/08/06 10:54
ずいぶんと遅くなってしまったけど、越前、おめでとう。
これからは新しい道を歩むお前をこの場所から見守っていくから頑張れよ。
・・・・
体調を崩したりしてバタついた夏休み前半。
部活もありなかなか英二と二人で出掛ける機会がなかったんだけど…ついに昨夜、英二を捕まえて二人で出掛けることに成功した!
場所は俺の希望で海。
人目につきにくい岩陰で静かに二人で花火をした。
色が変わる花火を綺麗だね、って言うその横顔を俺は見つめてた。
近いのに遠く感じる距離。
触れたい欲望だけが溢れてこぼれ落ちるような感覚。
何もない振りをして触れた唇。
顔には出さなかったけど本当は、ドキドキして堪らなかった。心臓が飛び出してくるんじゃないかってくらい、焦がれた英二の感触。
そこから溺れるのは早かった気がする。
このチャンスを逃すまいと、夢中で英二の味を確かめた。手の平で唇で、全身で。
求められて満たされて、どうしようもなく膨れた愛おしさが溢れて…ただ英二を抱きしめるしかできなかった。
好きだよ。
あぁ、もう。
書いても書いても終わらない止まることを知らない熱情。
夏休みはまだまだこれから、だよな?
覚悟しておけよ、英二!
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