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Rose House(飼い猫&犬始めました)
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12 :
跡部景吾
2008/09/26 02:33
#昨日のデートレポ
場所は神社にて。
二人で話してると不意に
｢今からデートせん？｣
唐突だな(笑)とかちょっと笑っちまったけど嬉しかったから頷いて返した。
初めて行く場所だって事で俺がエスコート。
物珍しそうに辺りを見渡す仕草が可愛かったな…
通い詰めてた頃を思い出したモンだから末部とか呼ばれる程の運の無さだった事を話して
さっそく御神籤に挑戦したのは良いが
天才さんは末吉を見事に引いてくれました。
思わず噴き出しちまって
堪えるのに必死になって顔を背けたんだが
笑うならしっかり笑え…みたいな事を言いながら
俺の肩を掴んで騒いでたな。
あれか、関西人ってのは中途半端に笑われんのが嫌なのか(…)
まぁ、そんな感じでお互いに
これ意地になるだろ…とか言いながら
本当に意地になって来て、
侑士が『凶』を手にしたのを確認すると
仇を取ってやるべく
美技に酔いな！っと俺が大吉を引き当てたのには
俺自身が一番驚いてたという(笑)
どうだ…これこそ本当の俺様の美技だろ。
もっと酔って溺れちまえば良い。
足元からどっぷり浸かって
抜け出せなくなれば良い。
御神籤で遊び終え、寒いって言ったら
移動するかとか言い出すから
折角場所を取ってくれたのに悪いじゃねぇか…
此処で良いって断って…我が儘言いたい放題だな俺。
そんな事は気にしてねぇのか
近くのベンチに誘導されて、
飲み物を買って来ると一旦離れる侑士を視線で追いながら待機。
缶珈琲を買ってくれたんだが
苦いのが苦手な俺は飲めないと漏らす。
そしたら捨てるとか言い出すから慌てて奪い返した。
意地っ張りだなお互いに…
缶の取り合いになって、
俺は取っておきたいのに
侑士は捨てるって聞かねぇし。
だから置いておきたいって事を伝えた。
やっと俺の元へ戻って来た缶は懐へ
新しく買ってくれたお茶を飲む事に。
…そこからは、ご丁寧に暴露してくれてるみてぇだし
俺からはこの辺で。
戦利品は宝物箱へ仕舞っておいた。
いつか引っ張り出して
二人で懐かしいなって笑いあえたら良いな…
大吉の御神籤、
あれ気に入ってるぜ侑士。
さすが天才だ…
携帯にも残しておくか(取り出してパシャ)
少しずつ、
お互いの事を知って
幸せを分かち合って
愛情…
想い
不器用さ。
良い所も悪い所も
全部ひっくるめて大好きだ。
沢山学べてる。
俺自身の事も好きで居れる。
本当は自信がなくて
俺で良いのかとずっと思って居たが
俺はお前が良い。
そして御前も俺じゃなきゃ駄目で在れば良い。
言葉にする事は簡単だが
行動…気持ち、
そういうので満たしてやりたい。
俺の想い、全部届きますように…
素直になるって事を少し学んだ。
自然体で居れる。
幸せって何だって
ずっと暗闇の中で彷徨って
好きになるってどんな気持ちだって
己の感情に疑問を抱いて
そんな中救いの手を差し伸べてくれた奴が居た。
悪い癖も全て受け入れてくれて、
嬉し泣きなんて久々だった。
苦しくて、悲しくて流した涙もあった
泣くのは好きじゃねぇんだがな…辛いから。
いつから素直に泣けるようになったんだか
周りに支えてくれる奴が居て
侑士が居てくれて
これからは歓びの涙が増えれば良い。
長くなったが…これ途切れたらどうしよう。
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