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忍ぶ猫の足跡が残る部屋
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394 :
跡部景吾
2013/10/04 17:31
忍足が小振りなピンクの薔薇の花束を持ってやって来た。
108本在ると聞き、受け取りながら大晦日の毎年恒例の映像を頭の中に思い浮かべた。
此れは正しく煩悩の数で在る。
『…忍足の煩悩の数だけの薔薇か…?』と言った様な気がするが、記憶は定かでは無い。
正しい意味合いは後から教えて貰い、その後の俺の行動は割愛するが…不意討ちの気障加減には何時も驚かされると同時に、俺を喜ばせるのがとても上手いと何時もながら思うぜ。
今年の誕生日も充実した時を過ごす事が出来た。
友人にも祝いの言葉を貰って此の場で礼を言わせて貰うぜ、有り難うよ。
クリスマスプレゼントに『忍足が何にでも変身する券(仮)』11枚綴りを貰う事になったが、
『象になれ、とか言うのは無しやで?』
と開口一番言われ大爆笑した。
何故なら象になってくれたら良いかもしれねぇな…と直ぐ変身券を貰うと決めた際考えていた事だったからだ。
『何で解ったんだ?』と言うと『やっぱりかい!』と笑われたが、忍足も俺も何処か思考的にズレを生じて居るが、その妙なズレを普通に理解して居るからこそ俺達は面白いんだろう。
忍足はやっぱり俺に対して特別なインサイトを持っている。
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