top
┗
忍ぶ猫の足跡が残る部屋
┗434
434 :
跡部景吾
2014/04/07 09:11
通学中、車窓から差し込む朝の日差しが眩しくて、手を目の前に翳し瞳を思わず瞑る。
春の陽気は白々しく俺に毎年降り注ぐ…あの日から何度も。
此の季節は、俺にとって何かと鬼門の様で、問題が山積みだが、先を見ず目の前の事柄を一つ一つ淡々とこなして行くしか無いと己に言い聞かせて前だけを見て行こう。
進んで行こう、此の先も。
**
手塚と会って話す機会が、歴然と増えた。
実は淋しがり屋なんだと知っているが、敢えて口には出さない。
話さなくても居るだけで落ち着くって日も在る。
彼奴が心休まるまで、とことん付き合うのが俺の役目なんじゃねぇかと思っている。
で、忍足が密かに日記を編集してた様だが、そんな事を書くと又俺は調子に乗って無理難題のリクエストを放り投げるぜ?
叶えてくれるまで次回は出来れば一ヶ月以内で在ればもっと有り難いんだがな。
にゃんにゃん聞こえる鳴き声が羨ましいってか?
それは…全ては御前次第なんじゃねぇの?…と言っておく。
[
返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]