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プライスレス日記
 ┗290

290 :日吉若
2009/08/05 12:36

息をする事は当たり前の事なんだろう。
本来当たり前のモノが多すぎる世界で何かを改めて疑問に思い口に出す時、其れは時として異端になる。
そういう、小さな積み重ねが自分を創っているのだろうけれど。

あの人とは相変わらずです。
たまにふらっと現れて、俺も其れを何事もないかのように受け止める。また、逆も然り。
温い空気感、という詞がぴったりだろう。


俺とあの人の関係を千石さんは羨んでいるように思う。
何時だって終わりを気にしてしまうのは人の性かもしれないが、アノ人は異常だ。
始まりがあるから終わりがくるなら、始まらない方が楽だと昔ぼやいていたくせに、ちゃっかり恋人を作ってしまったのはある意味奇跡かもしれないな。

まあ、俺自身終わりがこないなんて思っていない。
また前のようにふらっと居なくなってしまうんじゃないかとは思うし、俺自身自分が今後どういう行動を取るかなんて保障出来ない。
ある意味、俺等はいい加減なもの同士なのだろう。
故に、先の話も絶対も言わない。
それでもきっと、俺は自分から誰かを手放す事は限りなく少ないという事を知ってはいるから、ある程度の事を保障はしてやれるんだと思う。

きっと、真面目になればなる程、この世は生きにくいんですよ。
いい加減なくらいが「良い加減」だって言うのと同じです。
決して、真面目が損だとは言いませんけどね。
俺は自分にない真っ直ぐを持っている人が愛しいと思いますよ。
何も捨て切れないかもしれない事も、全部捨てられる人も、どちらでもない人も、其れが其の人の「実」であるならいいと思う。
「仕方が無い事」とは、また、違うのかもしれないしな。


正しさだなんて、決め付ける権利なんて誰にもない。
事実や、裏側は、正しさを連れてくるものじゃなく、それに類似したものに近い要素を持っているだけだ。

そう考えてしまうと、世の中は大した事なんてないのにとても大きく、そして、哀しくて愛おしいのかもしれない。

大嫌いであると主張出来てしまうのは、眼が放せないから言える詞だとある人が言っていた。
本当に恐いのは無関心だ、と。
俺は、一体どれ程の物事に関心を持ち、持たれているんだろうか。



そろそろ、夕焼けが綺麗な季節になった。
当てもなく散歩に繰出したくなる。

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