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『端っこの美学』
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■会合記 / 日吉若
2006/06/13 02:47
まだ土曜日分か!今夜寝られるのか、俺。いや、別にリミットがある訳では――
―6月10日[土]―
遭遇/木更津淳さん、跡部部長
例の一件が良い方に落ち着いたので、気合を入れて神社に参拝に。
ドシリアスなソロルで一人お参りをしていたら、挙動不審な人影が!
本当、最初何者かと思うくらい不気味な現れ方で、シリアスな俺もたじたじ!(笑)
っていうか、誰も入って来られない様な空気を放っていたかもしれないので、
あそこにギャグムード全快で登場出来る木更津さんにある意味尊敬。いや本当。
幽霊かと思えば妖怪で、最終的には不審者にまで落ち着きましたが(失礼)
「食らえ、ニョロニョロ」って白い物体まで投げつけられましたし。
アレはぬいぐるみですか、本物ですか(何)…ともかく、俺の所有物となりました。
そして、俺を笑わせてくれた後には、もう…何とも言えない感動が。
今までの妖怪騒ぎはフェイントか!?っていうくらい胸にきた。
豪快に賽銭を投げ入れて鈴を鳴らし、言った言葉が「日吉の行く末安泰」。
何か落ち込んでいそうだったから明るく登場した、とか後から聞いて涙物でした。
…あの登場の仕方はどう見ても素だったと――…いやっ何でも…ゲホッ!
正しくは、落ち込んでいたのではなく、済んだ問題を振り返って懺悔をしていた俺でした。
そして座って煎餅を食い出した木更津さんの隣に座ったら。
日々を共にする例の跡部部長の登場!?
…あの人、俺のストーカーか!くっ…
って実は用事があって伝えに来て下さったんですがね。
煎餅を食って呂律の回らない木更津さんにエッチな呼び方されていて、俺は参った。
自粛中ですし、最近ご無沙汰なので無駄に妄想がっ…んぁ、思い出すな、俺。
言ったのは木更津さんなのに、反応した俺だけが部長に白い目で見られた。
そして木更津さんは、深夜の旅行に旅立っていきました。
跡部部長と俺も、眠気には勝てず、神籤の一枚も引かずに神社を後にしました。
見つけた、木更津さん!絶対そうだ。
そんな物を投げ付けられるくらいなら、まだニョロニョロで良かったです。
先走り…、うん、きっといつも悪気はないのだと思いたい。
俺はいちいちそんな言葉に反応しないぞ、と言い張りたい、思春期も始まったばかりの13歳です。
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