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『端っこの美学』
 ┗2

2 :日吉若
2006/06/04 21:02

さて。
この町に漂着して町の方々と接するうちに、日記を書きたくなる気持ちが良く解ってきた。
記録に残したくなるような日々を送れる場所など、そうそう見つかるものでもない。


端っこ、の、美学。俺は端っこが好きだ。
玉子焼きや茄子の一夜漬けも端っこに美味さが凝縮している気がしてならない。
男性諸君の息子も先っ(自粛)
電車の車両の端っこも、優先席だったりして優しさが詰まっている。
俺にとっては、携帯さえ弄れない魔のゾーン以外の何物でもないのだが。
そう、座席や店内のテーブルで端を好むのは日本人の習性らしい。
俺は、そんな一日本人として。この町の端っこからの視点を此処に綴りたい。

原作、アニメ、その他(何)の時も、「俺」という男は常に端っこに立っていた。
端っこ過ぎてちっとも皆の目に映っていやしない!野心はどうした、日吉若。
…いや、違う。それで良いんだ。ああそうさ。
中学テニス界の核に向かって下剋上を掲げて突き進む俺だが、いつか同校A部長のように世界の中心で高笑いをする日が来た時に…
世界の端っこの人にまで目が行き届く人で在れるように。
一度頂点に上り詰めてしまっては味わう事の出来ない「端っこ」を、今存分に堪能しておこうと思う。

「恥じっ子」ではないのでくれぐれもお間違いのないよう。

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