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『端っこの美学』
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■遭遇記 / 日吉若
2006/06/25 05:21
日記が疎かに…!
待ちに待った週末。
予定していた晩飯の約束も潰れてしまい、一人淋しく膝を抱えた夜。
夜も更けて待機しながら日記を書くか、と図書室にこっそり侵入を試みる。
時間も時間だ、またどうせ一人ぼっちなんだろ…などと軽くやさぐれていた矢先に現れたのは…!
>―6月24日[土]―
遭遇/鳳長太郎
課題が終わらなかった俺は、資料を求めて図書室へ。
無人の室内、6人掛けの机を一つ占領し、筆記具一式を広げてから資料を探し始めた。
うっかり怪談系の書籍に意識が移っていた俺は、扉の音に驚いて本を落としたが。
そんな物音に更にビビって腰を抜かしていたのは何を隠そう鳳だった。(注:大嘘です)
いや、軽く狼狽している彼を書棚の影から観察していたが、怪しい人物として見つかってしまう。
お化けを装うもハッタリは通用せず、机に戻ってのんびりまったりトークを楽しんだ。
先にも話したように落ち着きのない俺は、飲食も出来ず、ごろごろも出来ない現状から、雑誌でも読むか?と提案したが、
折角だから話をしよう、と返されてしまった。
そりゃあ話すさ!一緒に週刊情報誌でも捲りながら雑談するか、って意味だったんだ。
更には、図書室って味気ないな、と漏らした俺に、つまんない!?と…そうじゃねえ!(くうっ)
…図書室が落ち着かなかっただけなんだよ…(ズーン)
それなら待機するなよ、って感じですが。俺だって時にはごろごろせずに知的雰囲気に浸りたい。
翌日に課題を一緒に片付けよう、という話になり、手伝ったら濡れ煎餅をご馳走して貰える事になった。
その後も変わらず口の悪い俺に、とうとう鳳が怒ってしまった。
しまった!と意外と小心者の俺は焦ったが。
「日吉の口の悪さなんて慣れてるし、もう口が悪いとすら思わないよ」
と、笑って仕返しを喰らってしまった。…やるな、鳳長太郎。憎い奴。
適度にお茶目で優しくて穏和で、中々に良い男だった。フン…
「じゃあ、明日此処で一緒に課題を――」なんて完ナリ上で約束してしまったので、
日曜に本当に鳳が来ていたらどうしようかと出先から気になって覗いてみたりしたが、
…流石に居なかった(笑)
>>>
俺もやはり日記は日記として利用すべきか。
いや、日々の記録のみならず思いの呟きだったり、予定だったり、妄想を綴ったり(?)
とにかく俺の日記スペースとして、自分らしさを頁に残していかないとな。うん。
因って、私信関係は道場に移そうかと思います。
閲覧に道場への移動等お手を煩わせる事になるのは心苦しいですが、
今後とも、気ままに気張らないお付き合いを続けて頂ければ幸い、です。
ギャラリーの日吉氏に付いている「ξ」が可愛らしくて好きです。更新楽しみにしています。
…、ハッ、…Tealが好きなんだろうか…
俺、長年好んで来たこの色から離れて色と共に生まれ変わろうかと――…無理とか言うな。
何色が俺らしいんですかね、…んー…背景色に左右されずに使える色が良い。
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