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『端っこの美学』
 ┗45

45 :■無題 / 日吉若
2006/07/19 02:39

大事にしたいと思う人こそ、傷付けてしまう。
俺に深く関わる方が、皆、俺の事で傷付いて離れて行く気がする。



俺は、自分の気持ちを緩やかに育てる時間が、月日が、欲しかった。
あの人の気持ちを知るのが、俺には早過ぎて。
それでも受け入れたいと、もっと好きになって気持ちに応えたいと、
努力…というと語弊があるかもしれないが、一つでも多く、早く良い所を見つけて、あの人の想いに追い付こうとした。


そうするうちに見えてきた、あの人の事。
好きになれた部分も、苦手な部分も。


あの人は、弱い部分を見せない、気高い人だ。自分に誇りを持っていて、信念を曲げない。

そして、俺のこの性格が、あの人のプライドを傷付けてしまう。
俺がそういう彼に甘えて頼れる性格ならば幸せになれるだろうに、張り合ってしまう自分が居る。
俺の場合も、甘えて来てくれる方が相手であれば、俺の意地も緩和して譲り合って溺愛出来るのに。
相手がプライドの高い確固たる「自分」を持っている人だと、尊敬する反面、面と向かって敵対してしまう。
主張・個性・信念のぶつかり合い。
俺の悪い所を全て知っても、俺を好きだと受け入れようとしてくれた方なのに。
下剋上、とか抜かしている場合ではない。今はこの挑戦的な性格が心底腹立たしい。


攻め属性同士でも、巧くいく恋人達は多く居るのに。何故。



近くに居ると衝突して傷付け合うだけだとしても。
一人の人間として魅力を感じますし、芯の強い、良い男だと思う。


こんな俺を気に留めてくれて、有難う御座いました。






沢山話して、沢山会って、何より深い思い出を共有しているのに。
たった一日の恋人だった、跡部さんへ。


さようなら、は、言いませんので。
また笑って話が出来る日が来る事を祈っています。

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