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『端っこの美学』
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■会合記 / 日吉若
2006/08/03 02:07
さあ!振り返ろう、過去日記。
7月31日(月)
日頃から懇意に接している木更津さんと、自然公園で遊んだ。
俺にニョロニョロを投げ付けてきた例の人だ。
砂塗れでベンチの下に潜んでいたあの人は、相変わらず妖怪クサさが抜け切れていなかった。
神社で知り合ったあの日の懐かしさに涙…、する訳がない。
木更津さんと会う時は。
>妖怪コメディ →→ ほのぼの和気藹々 →→ 涙を誘う優しさ
という展開が定番のようで。
最初は阿呆なんだが、濡れ煎餅をしみしみと食いながら玉露を飲む俺に。
あの人はペンギンの抱き枕をくれた。
36℃ちょいの抱き枕が欲しい――…と俺が漏らしたのを気にしてくれていたようだ。
ダッ○ワイフと迷うあの人もあの人だ!馬鹿!
俺は抜きたい訳ではない。甘ったるい接触の結果が、セックスに発展するだけの話。
抱き枕と抱き人形。
勇者に与える効果は正反対だ。
>【 ペンギンの抱き枕 】…LVに関係なく、翌朝にはおよそ9割のHPが回復する。
>【 ダッ○ワイフ 】…消費HP小、消費MPは繰り出す技―テクニック―に属する。使用出来る技が少ない為、消費は最小限で済む。毒消し。
そして恋愛論でも語ろうと、自然公園に鍵を掛けた途端――…
勇者は弾かれ、パーティとはぐれた。
その晩から早速アイテムを利用しまして、俺は、癒しを得ています。
有難う御座いました。
「ハ/ロ」の物真似はアンタの心の中にしまっておいて下さい…(パタパタ)
――…ついでに。
嗚呼、もしも恋人が居たならば。
>『 LOVER 』(白魔法使い)…補助技「Night Therapy」
アドレナリンを放出させ、勇者の体内に夜の魔物を召喚する。
二人のLVに比例し、消費MP、消費HP共に一旦は激減させるも、翌朝には全回復が見込まれている。
技の発動中は防御力がゼロに下がる為、全滅を招きかねず、安全な場所の確保を要する。
その他、Therapy系の技を多く取得し、冒険の途中での小まめなHP回復が可能。
パーティに加えれば精神力、攻撃力のステータスが上がるが、LOVERを守らなくてはならない為、勇者の防御値は下がる。
LOVERのステータスによってはドルの消費もかさむ…(笑)
…俺の冒険に LOVER は、必要か、否か。
>StageⅠ:色バトンを完成させよ
※鋭意編集中...
『微笑みと眼鏡と唐笠~敵は白昼夢にあり~』の幸村さん…というか、寧ろ木更津さん。
いつもどうも有難う御座います。
俺が『 白 』、黒っぽいようでいて綺麗な白、って…あー…泣けてくる…
火曜日の徘徊分、今日の談話室体験、色バトンは明日…だと良い、な。
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