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らゐご撫で戻り日記
 ┗386

386 :跡部景吾
2012/09/11 00:05

花火は結局、5人でやった。
宿題が終わった3人と言っても居ないのに未完のドリルを持ってきた2人だ。
その2人の目論見どおりドリルは5人がかりちょいちょいのちょいで終わらせて、バケツと蝋燭を持ち外へ。
今にも雨が降り出しそうな空だった。
雲が「此処は任せろ、今のうちに…!」と言っている気がしたので、巨大花火セットを紐解いて一人片手に3本ずつのペースで消化、消化、消化。
独特の音と匂いとそこらじゅうに立ち込める煙とが全部懐かしかった。
日が短くなり始めている事を早くも嘆く奴もいた。

最後とっておきの打ち上げをいくつか用意してあったのに、雲はついに力尽きて雨の陣を通してしまい。
パタパタ音がするほど粒が大きかったので一旦引き下がろうかとは思ったが、次がいつかの目処も立たずおもむろに打ち上げ花火4つを横一列に並べた。
一気にやんぞーと誰が言ったか次々に点火されて離れてみていた俺達の頭の上まで火の粉が飛んだ、4本いっぺんに。
写真を撮るのも忘れて一瞬の壁を見送った後の静けさは何とも言い表せない哀愁をともなっていたというか。
また一つ夏を満喫したという達成感。

ともあれ、今月の雨男はどうやら俺に決定したらしい。
そういわれてもそろそろ文句がつけられないぐらいには確かに遊びの日雨率が高すぎる。
梅雨ではないにしろ夏は豪雨を甘んじて受入れねーとその後が心配なわけで、地球のために頑張っていると思っていただきたい。
それにしても、瑞々しく生きろと教えられたことがあるのに俺は瑞々しさからは結構対極な気がしてならない。
性格も水分摂取量も大分湿度低めが標準なので、雨雲ぐらい引き連れてもトントンなのかもしれない。
しっとり艶やか、そんなところを期待されていると思えば。





宍戸の説明見て、漸く合点いった。
あぁ、そゆ理由でこの状況か。
多分三番手は俺なんやろうと、第三回コピペ日記。
提供は氷帝一の男前、忍足侑士。

因みに原稿持って来た時の跡部の台詞な、
「俺が考えたのを渡すから、引き受けてくれ」

危なく“続き”を引き受けてまうとこやったわ。
跡部の記事、続編。
期待されていると思えば、から続く、おおぎり大会。
笑いあり、涙あり、友情あり。
…いや、笑いあり、苺あり、雨雲あり。

路線修正。

苺は度々耳にするけど、雨雲ペットは初耳やったな。
時節柄、連れ歩いたら歓迎される地域も既にあるようや。
出掛けついでに、立ち寄って雨降らせて来れたらええのにな。

地球に貢献しつつ、夏も満喫出来たなら上等。
夏の風物詩、間に合って良かったなァ。
しっとり艶やかか瑞々しく、秋も楽しく満喫してこ。


言うわけで、跡部、大量の書き溜めお疲れさん。
一体何人分用意したんやろ、楽しみや。

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