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らゐご撫で戻り日記
 ┗391

391 :あとべけいご
2012/09/15 14:59

今回の旅ノートの表紙は馬とこどもにした。
どっちが可愛いか、俺にとっては愚問だ。

主に小学校低学年くらいの子供相手に先輩陣で馬の乗り方やら簡単な世話のしかたを教えていたことがある。
ウチの馬達を遠出させて山中でリラックスさせるついでに近所の子供も遊ばせる、そんな企画。
かく言う俺も幼い頃、少し年の離れたオニイサンオネエサンに教えられていた記憶があって、何となく受け継いでみたところもある。
普通に歩く並足、ジョギング程度の早足、海岸で殿がやる駆足のそれぞれを子供のレベルに合わせて教えてやる。
後ろに立たないしゃがまない騒がないはほぼ教え込まれていても、自分の意思を馬に伝えきれない子供のために、並足と早足指導の場合馬の横について教えにゃならない。
並足を教えるクラスの馬は大体現役を引退して隠居志望のおっとり馬で、暴れはしないし苛つかず心優しいのに10歩ぐらい歩くと自主休憩に入る。
子供の脚力じゃどんなに蹴っても伝わらず結局俺達も鞭をちらつかせることになる。

届く範囲のブラシと用具の手入れ、部屋の掃除は全部子供にやらせて装備はこっちでやってやる。
監督役の大人が乗って、障害を飛び越えてもズレない鞍と腹帯を考えるとそのきつさは想像できない。
全体重プラス渾身の力を込めて締め上げた腹帯を、練習後緩めてやったときだった。
余程きつかったのか合図が伝わらず驚いたのかその馬は大きくよろめいて、俺の足に乗った。
その後普通に世話が終わる頃には靴が脱げなくなっていて、傾いた450キロは流石なもんだと思ったが、踏まれたのが子供の足だったらと思うと結構寒くなったもんだ。
予断だが愛してやまない馬に踏まれて死ぬよりは蹴られて死にたいとも思った。

近場の池で釣りだったはずが子供と落し合いをしたり、風呂に入れてやったり、馬に乗せてやるのも楽しかった。
が、いつからかその場に足を向けなくなったのは俺が子供より馬が好きだからだと思う。
鞭もハミも腹帯も、全部あの場に置いて来た。

焼肉屋で墨の釜に向かって大はしゃぎで掛けていくガキを見つけて思わず後から脇の下に手を入れて掬い上げたことがある。
降ろしてやるとガキが満面の笑顔で「だー!」と、言った。
何が言いたいのかわからず理解しようと思ってじっと見つめていたら後から来た今日とは別のジローがガキの前にかがんで「だー!」と言った。
あいつ、何。マジ格好良かった。

***

オレ、やばい、時かけてた。
つーことで、らりゅごからお前の日記だけ見れねぇんだけどアーン?なんでなんで?アーン?
とメールをくれなかったら、このままこのページはお蔵入りになったな!てへぺろ(ってこういう時に絶大な効力を発揮すると思ってる)

いや、何がびっくりって自分にだよな。
あんなに日記の場所を確認した時はやる気満々だったのに、気づいたら跡部帰ってきててさ!メールくれた時も普通に寝てたC~!

日記遡ってみたら、ちょうどオレが書き込む辺りで次元の歪みが出来上がっていて笑っちまった。
(・‘ー′・)←ごめん。二日以上も寝坊当たり。

えっ、このスペースって日記の感想書かなくちゃいけねぇの?
感想:日記長ぇ。だー!
ペンの色とかさ、何色なのかわかんねぇからオレの好きな色使っちまったけどさ、別にいいよな。
怒られたら後でペン貸してもらおう。

一番何が悔しいというか嫌だったのは、ぜろな宍戸と同レベルな事をしでかしたっつー事だよなー!
しかも今読み返したら、てへぺろとか同じ事書いていて余計にへこんだ。

そんなわけで、ごめんな。
おかえり、跡部。



ひつじがつくジローより

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