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らゐご撫で戻り日記
 ┗392

392 :跡部景吾
2012/09/16 13:53

これから訪れる秋といえば。

文化祭で、侑士…ならぬ有志をやったことがある。
スウィングボーイズをやろうと誘われるまま楽器も持っていたし乗ってみた。
暫く触っていなかったそいつを鳴らしてやりたかったし、何より息抜きが必要な時期だった気がする。
問題は担任で、文化祭で出し物なんざするクラスは将来捨てたようなものと切り捨てる男、が隣のクラスの担任。
3年でもあるまいにお受験のために娯楽は不要とネタみたいな名言ばかりで学校中の噂だった。
その時の俺の担任はそれはもうスパルタではあったが文化祭のうちのクラスの出し物に関してはノータッチ、知らぬ存ぜぬで容認されているのか黙殺されているのかも不明。
隣のクラスには劣るが割りと有名な担任だったと思う。
生徒会長がOKを出せば何でもできるだろうと沸き立っていたクラスはさておき、そのクラスで有志参加者は俺一人という個人戦だった。
学年もクラスも別々のところからランダムに集められた人材がともに集まれる場は限られていて、時には職員室に許可を貰いに行く必用があった。
他の教員にまで気を使われて俺が担任の視界に入らないよう配慮されたり暗号で会話したり。
そのうち担任は学生のイベントには興味が無いらしいと決め付けて有志の件は極力内密に進め、体育館リハの日も他クラスの協力を得てこっそりと参加する始末。
しかし本番を直前に控えたある日俺はあっさり見つかった。
本番用の詰襟制服で相棒を手に持ち、練習のため音楽室に向かっていたら階段の踊り場に奴が現れた。
翌日には生徒が帰宅しきらないうちに校舎の吹き抜けで公開練習も控えていたしで、腹は括っていたわけだ。
今更何を言われても後の祭りといけしゃあしゃあ挨拶なんぞしてみたところ、奴は一言
「詰襟ならボタンを閉めろだらしない。」
と言い残して去っていった。
文化祭が終わったら、また本気でテニスと勉強してやろうと思った。

皆、協力感謝するぜ。
改めてのお礼は御輿を担ぎ終わってからになりそうだ。
まだまだ完走までには時間もあるし、たまには構ってやってくれ、と言うことで怒涛の日記更新、終わり。


ついにアンカー。
ということで、俺の都合で最後の日を頂いたわけだけども。
初めは主旨もよく分からず、ましてや感想書いての「300」を300字だと勘違いしてうっかりらるを惚れさせるところだった。激ダサだぜ…。

人の日記に乱入することもご無沙汰ながら、こういうのに参加させてもらえる機会も早々ないだろうし感謝してる。

さて、話は日記の感想に移るかな。
俺も学祭っつーと色んな思い入れがある。
学年が上がるにつれて進学組だとか色々分かれて見えないもんを色々見てかねーといけない時期にあの浮き足立った感覚ってのはちと苦いもんもあるのかもなあとか。
まあ、俺は別に跡部みたいに頭よくねーし、結構ふらふらしてたけど。
皆で踊ったり、劇したり、楽器弾かされたりした年は濃かったなあと思うぜ。

だからまあ、そういうしっかりとした青春!みたいなのがあるのはいいなって思う。
いい先生だなあ、と。
教師がそういうとき、何もお咎めしないのはそういう部分を汲み取ってくれてんじゃねーかと思う。

ピアノの伴奏が上手く出来なくて、締め切りも近かったってクラスが、伴奏者が教室に帰ってくるまでの間に黒板に頑張れ!と励ましの言葉を皆で綴って待ってたってのをふと思い出した。
隣のクラスだったんじゃねえかな。
その時、担任は自分のクラスがそういうことしてくれる生徒たちでよかったと涙して「だから教師はやめられない」と言ったってのを小耳に挟んだ。

やっぱり何か打ち込めるもんがある人生っていいなあ、と改めて思う。


何と無くふわふわした文章になっちまったけど、だらだら書いても良いもんじゃねーし、この辺で。

夏休み最後の宿題ってやつだな。
さてと。その思い出はぷらいすれす、っと。

宍戸亮でした。

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