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めばちこは高貴なものもらゐやねんで
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463 :
宍戸亮
2011/11/06 23:13
今日の変な人。
見知らぬおっちゃんがずっとこっち見てたから
知り合いかと思って会釈してみた。
近寄って来た。
げ、このパターン知り合いじゃねぇ…!変な人じゃねーかよ!
明らかに不審な面持ちのおっちゃんに逃げる事も出来ずに居るとおっちゃんが声掛けて来た。
「あの…ファッション比べの…話を…」
「え?…え?なんて?ファッションくらべ…?」
唐突に言われた言葉の意味が激わかんなくって、なんかの雑誌かなんかの話か?
それとも街頭インタビューとかそう言う系?と思いつつ頭の上に「?」飛ばしまくってみた。
おっちゃん構わず話を続けやがる。
「俺と、彼女のファッション比べたら…俺が…負けますよね。」
「へ?」
な、な、なんの話なんだよ!彼女って何処だよ。エア彼女!?
ま、まじで?見えねぇよ!しかも男の服と女子の服って勝ち負けとかあんのかよ!わかんねぇ…!
まじまじ見て見るとおっちゃんの格好は上Gジャン、下ジャージ。
……。
「いや、好みに…よると、思います…。」
「や!彼女と比べたら負けると思うんですよぅ!」
「あ…はい、そっすね…」
彼女ってマジでいんのかよおっちゃん!
「靴下って、どう思います…?」
「え?え?靴下?」
「やっぱり、ニーハイソックスが全ての靴下の中で一位…ですかね…?」
「だ、ど…、どうっすかね?女子の事はよくわかんないんで。俺。」
「ニーハイソックスと、キュロットの彼女と並んだら、もう、…負けたーてなります…。」
「は、はあ…」
やべぇ、ただの変な人じゃねぇか。
激泣きたい気持ちになった。
「あ、あの俺急いでるんで!じゃあ…」
ついてくる…。
早足で物陰に隠れてみる。
おっちゃん居なくなったかと思って辺りを見回してみる。よっしゃいねぇ…。
「あの…、ファッション比べの話は…したんで。この辺で。…それでは。」
いたー!!
つーか、なんなんだよ!激冷や汗だぜ。マジこえぇ。
エア彼女と仲良くしろよ。おっちゃん。
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