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狂い咲き
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184 :
跡部景吾
2010/10/24 02:29
トンだ道化を演じるなんざ、滅多にある事でも無く。
それでも幾度その役回りを仰せつかった事か。
自覚があってか無くてか…ソイツまでは俺には判断不能。
だが、間違い無く振られたのは俺の方。
一度目に振られたのは紛れも無くこの俺で…二度目に振られてんのは彼方に押し遣られた彼の男。
哀れを気取る性質でもねぇが、惚れた男に向けた言葉じゃねぇだろ。
訪れた終焉をダチに伝えた時に珍しく驚いていやがったのは、隣に奴が居ねぇのが今更ながらに不思議だからだそうだ。
感覚だけなら俺も共感出来るが、ああ言われちまったら流石に為す術も無し。
届いた手紙に飛び付きそうになる奴を押さえ込むので精一杯。
飛び付いた処で同じ結果が待ってんのがオチだろ。
決定的な価値観の相違の解消法が見付からねぇ。
>で…?俺にどうしろって?
見付からない答えを抱いて秋の夜長を過ごすしかねぇってな。(失笑)
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