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冷吟閑酔
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347 :
忍足侑士
2007/05/19 07:07
#2007/05/18
於:Love virus / Adam et Eve
生憎とブランコ設置の部屋は塞がってたんで、止む無く押さえた鏡貼りの其の部屋。
効果的且つ要所要所に配置された鏡。
合わせ鏡やと見てる内に吐き気催して来るけど、これならまぁ…
入り口前で躊躇する切原を室内に招き入れると俺の首裏へとしなやかに纏わり付く両腕、…そして御褒美と称した掠める様な軽い接吻。
俺も腰に腕を回し、縺れ合い、其の儘ベッドへと押し倒す。
盛ったらどないしてくれるんや…と俺が聞けば、トイレで処理して下さいと一蹴される。
ラブホで恋人にキスされて。
ベッドに押し倒した揚げ句、お預けて何なんかな…寧ろ此の時点で盛ってへんかったら其れは其れで問題有りなん違うかな……。(独り言)
でも…今日のラブホデートは大人の自販機で遊ぶ事が主たる目的。
俺の首に首輪嵌められたり、仕掛けの有る下着の“一般的な使用法”についてあれやこれやと語り…
ほんの少しだけ触れる事が叶ったなら、其れで大概気の済む質な俺。
俺だけ知り得る事の出来る其の肌の肌理。
欲情に塗れた声と表情。
ほだされたんか、切原から甘受して促してくれる言葉が聞こえる。
天井に貼られた鏡に映る切原自身。
視姦される感覚に陥ったんか、羞恥と悦を訴える吐息は常より切迫増して、そして甘く切ない。
身体を繋げた訳と違うてもひどく心が充足して、満たされた想いに包まれる。
3年前、確かに俺はあいつに『何フェチ』か語ったのに全然覚えてへんみたいで。
『正解』を今更に当てられて、やや挙動不審に陥り掛けたんは御愛嬌。
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