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冷吟閑酔
┗413
413 :
忍足侑士
2007/07/15 07:40
#2007/07/13
#於:音楽室
#跡部景吾
フリーも自室も町も人だらけで何処も空いてへん金曜23時。
何故だか其処だけぽっかり人影皆無な音楽室。
こないな時、俺は『運命』やら『神のお導き』とかそんな言葉を思い浮かべる。
今、この場所だけ空いてんのはきっと意味が有る事なんやって、勝手にそう思う。
無人の音楽室、やって来たのは慈郎……の筈が跡部やったんでちょいビビる。新手のオカルトかホラーか。
奇しくも今日は13日の金曜日やし。(実は彼の映画、観たことが無い)
俺はグランドピアノの前に立ち鍵盤の蓋を開けて、さぁて適当に鳴らして遊んだろ思うてたとこで。
取り敢えずピアノの前の椅子を引いて跡部に座る様に促す。
チェーンソーがどうの、神聖なる音楽室で哀れな生贄がどうの、やたら物騒な事言う跡部に「折角やし…何か一曲弾いてぇや。」と強請ってみる。
>犯 人 は た べ べ ……
万が一に備え(…)、血染めのダイイングメッセージとして記すべき文章を心中密かに復唱する内に、耳に聴こえてきたんは懐かしい映画の曲。
小っさい時分姉貴と観た、黒猫と魔女っ子の映画の曲やわ…とほんわかしてたら唐突に惚気話がどーの言われて思いっきしズッコける俺。
ピアノに乗せた片肘がずり落ちる。ついでに眼鏡もずり落ちる。
一曲聴かせて貰うた後は窓辺に並んで佇み『まあぼちぼちと』と返した後は、見守るスタンスの跡部をこれまた遠くから見守る俺の図式。
とにかく副部長なん俺には荷が重いで、と主張しとく。
氷帝学園は週休一日制、土曜も普通に早よ起きなならん俺は帰り仕度。
指紋の痕やら侵入の痕跡完璧に消して、二人で夜の校舎へと消えたのでした。
携帯参戦の俺にペースやら文字数合わせてくれたんかな…と思いつつも、久しぶりに『跡部らしい』跡部と話せて大変実りある夜やった。
>かわいいあの子を食べちゃいたい 芥川慈郎
少なくとも俺には公衆の面前(集会)でいちゃこいたり出来んわ。
俺んとこは450頁が一つの目安やし頑張ってるけど、ソコ過ぎたらまったりペースになるかもな。
まだまだ1丁目に新規で日記作れんみたいやし…いざとなると寂しいもんやな。
また遊んでな。
今日はおおきに。
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