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ちょっとずつ、キミと一緒に。
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151 :
切原赤也
2006/10/21 08:29
あんなに幸せだった日が本当にあったのかよって思うホド、
一人の日常には色が無くて
自業自得だから何も言えねぇンだけど。
──寂しい…とか、有り得ねェだろ。
俺は孤独に慣れてた。
寧ろその方が気楽だった。
色んな分身が色んなヤツと上手くやってる裏で
初めて会ったヤツに突っ掛かっちゃァ凹まれ
たまに気の合うヤツ見つけちゃ直ぐに別れて
レンアイにも友情にも大して興味ねぇし。
テニスさえありゃイイッスよ。
アンタ等ダッセェの、好きなヤツの前だとデレデレしちまってさ。
─ンな日々を、忘れてた。
部活が終わって思い出しちまうのは、アンタのコト。
今日は先輩に珍しく奢るまで言われたってのに、気ィ乗らなくて断ったらビビられた。
腹の調子がって言い訳して、気付きゃ立ってた屋上。
風が冷えてきたなーとか思や、もう10月も末だった。
エ、ってコトは。もうすぐ一ヶ月…?
待てよ。俺、この日記始める迄の一ヶ月とこの一ヶ月
ドッチのがあのヒトに会ってる?
溜めてるモンをこの屋上からスッカリ叫んじまったら、
楽になれンのかな。
アンタに直接言いてぇのに
面倒なコトにアンタに会った瞬間に全部、消えちまうンスよ。
この一週間、まるで何もなかったみてェにキレイサッパリ。
ねぇ、
アンタはコレで、満足なの?
酸素の取り入れ方を忘れそーになった時、脳裏にノーテンキな声。
「山吹に転校して来ちゃいなよー。」
─もう卒業じゃん。
それよりアンタがウチの高校受けて下サイよ、合同練習だってあンだし。
「転校………してぇよ、できるモンなら。」
屋上で漏れちまった本音。
東京と神奈川の距離は、思った以上に遠すぎて
時々俺は、
酸素ノ吸イ方を 忘れそうになる。
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