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ちょっとずつ、キミと一緒に。
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162 :
切原赤也
2006/10/25 12:31
空は、誰かの心を現してる。
ソレが本当なら
見事なまでにマンマでハズカシイ程の俺の、心のウチ。
足場が崩れちまったあの日、止まない雨を落として
落ちるかもしれない不安の中、一歩踏み出した次の日は曇。
昨日。どんよりとした空の下、それでも雨はやんでた。
胸に押し込めちまってたモンを、少しずつ声にして
繋いだ手から、身体から
コトバから、ココロから、伝わってきた温度。
─あ、そこに地面はあった。
このままじゃダメになるって思ってた俺と
進んだらダメになるって思ってたアンタ。
なんだ、不安の先は同じだったんじゃん。
器用なフリして不器用な、似たモノ同士なんスかねェ。
自分の気持ちに鈍感だって自覚のある俺に
輪をかけて鈍感そうなアンタへ。
今なら言えそう。
安心してよ、俺がいつか初めての「アンタに去られる相手」になってやるからさ。
ソレまでは幸せになりまショ?
きっとまだコレからも色々あんだろうケド
その度に一歩ずつ、こうして見えねェ先に踏み込んで
チョットずつ、進んで行きましょうよ。
ありえねぇ程ユックリなペースでも、
ソレが俺らの速度だから。
ンーで。
コレからは遠慮なく頼るんで、覚悟してて下サイよ?
震えたケータイ
アンタから届いた初メールを胸に
玄関から飛び出したそこは、
眩シイ位の秋晴れ。
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