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ちょっとずつ、キミと一緒に。
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20 :
鳳長太郎
2006/08/04 23:08
オレは確かに元々「宍戸さん」が好きだった。
でもなかなか良い出会いがなくて、何だか疲れちゃって。
もうやめよっかなー…理想の先輩との出会いを求めたりするのは。
何となくハメを外したい気分で、勢いのままオレは 裏って呼ばれる場所の会員になってしまってた。
初めて目の前で繰り広げられる裏交流に内心戸惑いながらも、何とか居場所を確保できたのは
そこに居た人達が、裏って呼ばれる場所のワリにはユニークな人達ばかりだったから。
嫌がらせみたいに何度もバラまいてた観月さんの花を、その度文句言いながら拾う宍戸さん。
薔薇の刺に傷ついた手が痛々しくて、笑いながらその指にキスしたら
真っ赤になった先輩は、指を引っ込めながら呟いた。
『…天然キザ。』
それがオレと、宍戸さんとの出会い。
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