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ちょっとずつ、キミと一緒に。
 ┗98

98 :千石清純
2006/09/22 17:05


このゲームの主人公が最初に持てんのって、なんで木の盾だけなんだよ。

小学生の時思った疑問。
頑張って金を貯めて貯めて、ようやく鉄の盾を手に入れたってのに
装備する事ができなかった。





薄っぺらい木の盾を見て、
主人公は戦いにいくのをやめました。

今のままでも見掛けは平和だったから。
お城のずっとずっと奥の何処かで何かが苦しんでいようと、見ないフリができたから。


なにより。


怖かったんだ。
木の盾じゃ、自分が刺された時に防ぎ切れないんじゃないかって。
死んじまうんじゃないかって。


何もしなければそんなお城の庇護の元、生きてくコトは出来るんだ。

少しの間、目を瞑っていれば。
イヤホンで耳を塞いでれば。


ちょっとの我慢。

そのうちきっと、苦しみなんかなくなるよ。
わざわざオレが動かなくたって。



悪化する可能性も確かにあるけど、イイ方向に動く可能性だってあるんだよ。
運は、天に任せちゃえ。





ある日、主人公は歩き出した。
宿屋に行って、何人かに声を掛けてみた。

ずっとキミみたいな人と一緒に戦いたかったんだよって
キミのコト知ってたよって言われて

その晩初めて、青銅の盾を装備できた。







まだまだ頼りない青銅の盾だけど、戦えるかもしれないって主人公は思った。
防ぎ切るコトはできなくても、怪我だけで済むんじゃって



死ぬコトさえなけりゃ、オレは行けるかもしれない。




なんでやる気になったんだろって不意に思って、
もしかしたらって、仲間の姿を思い出した。



まだまだ優柔不断なオレだけど
戦えるかもしれない。


恐れずに、動けるかもしれない。



この青銅の盾で。

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