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蒼穹へ馳せる想い。
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13 :
切原赤也
2006/08/18 01:58
……ねェ、先輩……――…怖いよ…。
早く、逢いに来て…。
先輩の居ない世界なんて、考えられねェ。
考えられる筈もねェ。
…ねェ、先輩…。
伝えたい言葉、まだ一杯あるよ。
まだ、一緒に居たい…。
無理なの解ってても、一緒に居たい。
不意に想いが溢れて、涙が止まらなくなった…。
先輩の存在がデカ過ぎて、失った後、如何すればイイのか…。
何にも、誰にも埋められねェ。
たったヒトツの、俺の光――…。
優しくて温かい光……。
ねェ、先輩…先輩を失って、俺は如何やって生きていけばイイんだろう。
無理矢理心を納得させる。
言い聞かせる。
だけど、そうやって誤魔化してみても、悲鳴を上げる躯は思う様に操れねェ。
先輩を失った俺は、唯の抜け殻だ。
もう直ぐ俺は、唯の抜け殻になる――…。
如何にかしようと思ったけど、無理みたいだよ…先輩……。
だって先輩…こんなにも愛してるのに、普通で居られる訳ねェって。
寧ろ、壊れる……。
ねェ、先輩…如何すればイイのか解ンねェ。
情けないデスよね。
苦しむ姿なんて見たら、きっと心配するだろうから笑顔で居てェのに…。
絶対無理だよ、先輩。
無理に決まってンじゃん。
もし、泣いて泣いて苦しんでる姿を見てしまっても許して下さいね。
ゴメンね、泣き虫で。
ゴメンね、笑えなくて。
溢れ出る感情、押さえ込めねェ程に心が叫んでるから…。
『愛してる』…って――…。
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