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⊂恋は★全力失速⊃
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372 :
津多茜
2007/12/31 19:59
あー、紅白見たらなんか年末って感じがしてきた(あと4時間ですけど)
・……★……・
スペだけ取って今年を振り返ってる時点で既に去年なんだけれど、まぁいいだろ(出た適当)
2007年の始まりは、何と言っても芥川さんの荒井との出会いに外ならない。
どん底人生真っ盛りだった彼を、俺を、掬い上げ心身共に幸せで満たしてくれた偉大で尊敬すべき人。彼はそんなことない、普通だと言うだろうけど、誰もが誰かの特別になり得る限り、俺の中で荒井は確実に人生の転機の人だ。
こうやって振り返ってみると、心に大きく影響を受けたんだって思い知る。
別れまでの9ヶ月の間、常に芥川さんは彼の優しい心に触れそれに応えようとしてきていて、どうしようもなくネガティブで何かあるとすぐ落ち込む、自信のかけらも持てなかった俺たちが、どんな事象をも受け入れられるようになっていったように思う。
この世界は所詮なりきりという仮想の遊び場で、容易に裏切ることもリセットすることもできてしまう不安定で責任の及ばない場所だ。
俺がこの世界に入って、この町で日記を持つようになって志したことが二つあって。
それは、この先何があっても途中で投げ出さずに日記帳のページ全てを大切に書き切ること。それから、嘘をつかないこと。
なんでも有りの世界だ。現実世界でできないことをも可能にできる世界。例えばたった一人の人を人目に触れさせず自分だけのものにできる。例えば、一度に何人もの恋人を作ることができる。
せっかくなら、現実世界でできないことをしたいと思った。
時に必要になる嘘を、この世界なら使わずに過ごせると思った。
嘘を使わずに過ごすということは、自分のありのままをさらけ出すことに近くて。知られると恥ずかしいことや隠してしまいたいこともあったけれど、誠実に生きることがそれらを切り抜ける術だと知った。
そして、その誠実さと向き合わせてくれたのが荒井だった。
10月半ばまでの間、本当に穏やかで幸せな日々を過ごした。こんな幸せ、もう二度とない。そう思えるくらいの。
それは時に絶望で、こんなにも早くに二度とない幸せを終えてしまって、この先どうしたらいいのかって落ち込むこともあった。彼を待ちたい気持ちと、この世界を楽しみたい気持ちと。どっちが俺の幸せであるのか、随分悩んで二人の人に曖昧な態度を取ってしまった。
そのうちの一人の人の手を取ることによって、後者の幸せを選んだ。
彼と長く続かなかったことは、今冷静になって考えると仕方のないことだったように思う。
何事もなければきっと、想い合って愛しさが募って、幸せな恋人同士になれたんだろう。けれど、二人のきっかけは募集であり、恋に落ちたからではなかったから。
言ってみれば、お見合いみたいなものだったんじゃないかって、後になって感じた。
だから彼は別の人に恋に落ち、芥川さんは振られる形になったけど。その逆も、きっと有り得たことだから。
そして、約一年半前の状況が今。
再びフリー、身軽な遊び人。
純粋に楽しい。たくさんの友達と言葉を交わし、自由に出歩きやりたいことをする。
一期一会の、どう相手を切り崩すか、駆け引きの楽しさを思い出す。
また、気になる相手ができた。
これがまた面倒くさそうで、相性や考え方が合わなかったらぼろぼろに傷付くことがわかってんのに学習能力が付いていってないんだ。
でもそれすら、楽しい。
2008年はどうなるんだろ。
我ながらなかなかの波瀾万丈な人生を歩んでいる気がしていて、未来に足を踏み出すのに結構な勇気が必要だったりするんだけど。
それでも退屈よりは幾分マシで、それなりに幸せな日々を送っているように思えるから。
とりあえず、覚悟しとけよ2008ってことで。
お手柔らかにお願いしマス(ぁ)
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