top
┗
⊂恋は★全力失速⊃
┗373
373 :
芥川慈郎
2008/01/01 00:59
去年の今夜、俺は荒井に出会う。
それからの大半を荒井と過ごし、紅葉の美しい頃にさよならして。
クリスマスイブの前の日に君と初めて逢い、明々後日には福士に逢える。
積み上げてきた出会いの終着点は別れじゃないって、最近思えるようになったよ。
だって俺と君とは続いていく。
例えばどちらかが先に逝っても、それでも続いていく。天国でまた出会う。
そうに決まってる。
夢みたいなことが現実に起こったとして、夢を現実として受け入れたなら、現実は夢になってしまうんだ。
現実に引き戻されたあの日から、考えることがいちいち夢見心地なことに気付いた。
酷く前向きで、理想に満ちていて、信じられないくらい信じている。
夢から覚めたら、また夢だったような。不思議。
俺の遺伝子のうち、２つか３つは君のそれが紛れているように思えるんだよ。
その２つか３つが残りの遺伝子全部を狂わせて、夢を魅せてるの。
痛みは遠く、目に映るもの全てが愛おしく。魔法をかけていったんでしょ？
君は俺の中に居て、俺もまた君の中に居る。
そうやって君の混じった俺が、月日を跨いで。
今年はどうしよう。
感じること全てが幸せでありますように。そう願う夢が、現実であると信じている。
あけおめ。
そういえば初めて言うね。
[
返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]
