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⊂恋は★全力失速⊃
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397 :
津多茜
2008/04/01 10:53
世間では桜が咲いてるとかいう話を聞くけど、四月を迎えた今日、埼玉では花びらどころか雪が舞ってます。
いや、舞ってるなんてかわいらしいもんじゃなくてもさもさっつーかぼたぼたっつーか。とにかく寒くて凍えそうだ。ちくしょう。
四月一日は嘘が許されるミラクルデーだけど、これ生憎実話。
さて。
昨日の夜、芥川さんは無理やり彼とのデートを取り付けたものの、少し眠気がなんて馬鹿正直に言うもんだから寝なさいと嗜められて敢なく就寝。
昼間から楽しみにしてたみたいだったからかなり残念がってふて寝したまま朝を迎えたわけなんだけど、その上夢見が最悪に悪かったらしく珍しく不機嫌な様子。
まぁ、あれだ。
夢なんて所詮自分の記憶やら想像やらが生み出した虚像なわけで。そういったものがつぎはぎに組み立てられたものが夢で。
想像が当たれば正夢、そんなのは天気予報みたいなもの。意味なんてない。
だから気にする必要なんて皆無だし、ましてや凹んでるなんて馬鹿だ。
わかってても、気になるもんは気になるっていうのも、わからなくはないんだけど。
今回のは、不安がそのまま夢に出てきただけなんだと思う。
つまりは、彼は自分に逢いたくないんじゃないか、っていう。
きっとそんな筈ないことは芥川さん自身わかっていて、最近普段に増して夜に弱い芥川さんを彼が心配してくれているんだってこともちゃんと理解してるんだ。
ただ、知り合った当初から多少の無理をして合わせていかないと逢えないことはわかっていたわけで何故今更無理するなと言われるのか、とか。暇さえあれば毎日でも逢いたい気持ちは、彼にとって迷惑なんじゃないか、とか。
尽きない不安は具現化して。
俺に言わせれば、後でこんなにもだもだするなら昨日言えばよかったんだ。
逢いたいんだって。
実はもう場所取ってあるんだって。
それで直接、聞けばいいのに。俺に言わせたって同じことだってわかってるくせに。
いつもそう。言えないのに、溜めてもおけない面倒な人。
ほらほら、彼が起きるまでに機嫌直して。
笑顔でいなきゃほんとに嫌われちゃうだろ。
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