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⊂恋は★全力失速⊃
 ┗412

412 :芥川慈郎
2008/04/16 21:42

早いような、遅いような。
不思議な感じ。

気持ちを伝える。それだけが唯一の決定事項だった。
伝えられたらそれが最良、そう思ってただただ決心を鈍らせないようにしてたっけ。
怖くて、緊張して、なんかもうよくわかんなくなって泣きそうになりながら打ち明けた気持ちを受け入れてもらえてから、今日で一ヶ月。やっと一歩進めたような、そんな気がする。

彼と過ごしたこの一ヶ月は、不安と詮索。
友達として過ごしてたそれまでと、恋人になったその時からは…例えるなら、電気屋さんのテレビ。左右で画面が区切れてて、左が今までの画質、右が高画質、みたいな。
よく見えなかった部分が気になって、鮮明になったらなったで新たな不安が生まれて。クリアになった画面を純粋に美しいと思えるようになるには、もう少し時間がかかるみたい。
でも、なかなか目が慣れないのは彼のせいでもあると思うんだ。
柔らかい粘土みたいに、彼はその形を変えていく。目覚ましい程に。
自惚れた言い方をするなら、俺色に染まっていく。
俺に合わせようとして無理をしてないかなって、少し不安。形が定まらないのも、それを象徴しているようで。

けれど、自覚がないだけで俺も同じなのかなぁ、とも思っていて。
きっとクッションなんだ。
もたれると俺の形に凹むクッション。俺もまた、彼の。
無理をしていませんか?
俺はより掛かり過ぎていないかな?
『人』という字みたいに、負担なく支え合えるベストポジションを築きたい。
気遣いなんかじゃない、それが最良の位置。



長かったような、短かったような、一ヶ月。
まだかな。もうかな。
でも一ヶ月。
例えるなら序章。
ねぇ、長い長い物語のプロローグを過ごしたんだって、そう信じられる地点に俺は居るよ。
おめでとう。
1番近くに置いてくれて、ありがとう。

君が好きです。
昨日も今日も。
君が好きです。
明日もずっと。

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