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⊂恋は★全力失速⊃
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433 :
神尾アキラ
2008/08/08 21:08
もうこれが最後。
いつもそう思って、きたんだけど。
本当に最後なのかもしれないと、信じられる人に出会った。
っていうのは、俺がいつもそう願い口にしてきた台詞を、彼が向けてくれたからなんだろうと思う。
一時でも、ほんの一瞬だって。その瞬間本気で想い言葉にしたことならたとえ後に違えたとしても嘘じゃないって、思う。嘘にするつもりの言葉じゃなかったんだって、もらった言葉が嬉しかった気持ちはいつまでも本当だって。
嘘になった時、幸せだと思ってた思い出が不幸だと感じてしまうのは、当然のように続くと思ってた未来が途切れてしまったからかも知れない。でも過去のせいにすんのは、悲しいから。
大事にしてたあったかいものが、音もなく霧散していく気がするから。
ただ、思い描いてた明日に、1番大切だって信じていた人が傍に居ない事実は、堪らなく痛くて。
壮絶なその痛みを伴わずに過ごしていけたなら、どんなにいいだろう。けれどいつも、気持ちや環境や状況や、様々な要因によって明日は途切れて。
彼もまた、そうだったのかもしれないと感じたのは、どこか崩れてしまいそうな危うい雰囲気を纏っていて。見せないようにしながらも、どっか怖がってるみたいで。平気ですって顔しながら、じゅくじゅくした傷口を隠すから。
全然違うんだけどどっか同じで、隠しているそれが、見えた気がしたんだ。いや、見えたっていうよりは、隠しているものに想像がついたって感じかも。
とにかくその既視感は、もの凄く愛しくて。
俺が願っていて、彼が願っているなら、そんなの絶対途切れる筈がないから。
だから、大切にしたいと思った。
だから、大切にしてくれるって思ったんだ。
そういうわけで、えーと。
なんかもうまさかこうくるかみたいなアレだけどそういうことになりました、的な(台なし)
恥ずかしい…!
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