top
┗
ColOrfuL aiR
┗498
498 :
仁王雅治
2007/10/07 18:49
てっきり、もうあと2頁だと思っていた。
………アイツはいつ、言葉をくれるんだろうとか待ちわびていたなんていうのは秘密にしておこう。
今は俺は眠っている。
アイツの隣には俺だけど俺じゃないヤツが居る。
前は、其れがイヤで不安で堪らなかった。
俺を否定されている様で、怖かったんだと思う。
だけど今は、少し違う。
それはやっぱりアイツの言葉の御蔭。
今日も確認してしまった、あの言葉。
其れがあるから、眠っている今も俺は俺でいられる。
きっと俺は、想像もできない位アイツを悩ませたり
悲しませたり
苦しい思いをさせたりしているんじゃないかと思う。
其れを、ぶつけて欲しい。
この前の、約束。
眠っているのは辛くない。
アイツの笑顔がきちんと確認できるのならば。
俺は、心からアイツを愛してる。
もう聞き飽きたと言われるかもしれんが
何度でも声がかれても命が果てても
変わることのない愛を伝える。
眠っている間に色々と研究中。
アイツを満足させんのが今の俺の密かな野望(笑)
なんて書いたらアイツはまた何か色々考えちまうんだろうか?
お前さんの所為じゃないけぇ、気にせんでいいんよ。
俺がやりたくてやってるだけの事。
さて、ここまでいつもの様にアイツの事を綴ってきたけど
本当にこのノートももう残りが少ない。
こうやって振り返れる時間も、もうそんなに無いんじゃないかと思う。
だからこそ、色々と綴ろうと思ったのに
いざとなると、言葉が出てこない。
俺は、こうやって言葉を綴る事で
自分の気持ちを落ち着かせて
確かめている部分があると思う。
そういう場を与えてくれた、町長さんに感謝を。
そして、
こんな風に自分の心情ばっかり綴っている面白みのないノートを
気に入ってくれて、気に掛けてくれて
読んでくれてる人たちにも、ありがとうの気持ちを。
……まぁ、振り返っても前を向いても俺の中はほとんどアイツで埋まってて
やっぱり最大の気持ちはアイツに向けられるんだけど。
でも、何にしても。
俺一人じゃ此処まで綴れなかった。
この町の全ての人に、(って言ったら大袈裟になるんじゃろうが今はそんな気分じゃけぇ気にすんな)
精一杯の感謝の気持ちを込めて。
有難う。
後2頁。
きちんと綴ってノートを閉じよう。
[返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]