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紺碧ノ終楽章
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17 :
2006-November___17.
2006/08/23 13:43
眠れなくて窓を開けた
流石に外の空気は
まだほんのり暖かな室内とは違い
容赦無く肌へと貼り付く様な痛みをもたらす
夜明けはまだ遠く
闇に浮かぶ三日月さえ
不気味に見えて
嘲笑うかの様
微かな月明かりを頼りに見える雲は
神秘的な風景となりて
此の眸に焼き付かせる
徐々に空が明るくなる
見えていた月は雲の後ろへ隠れたと思えば
其の姿を消し
朱に染まり行く雲
更に明るくなる空
東の果てより登り詰める陽は
一気に
全てに光を照らす
一日の始まりが訪れる瞬間
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