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二丁味噌
男前修行24時
【終焉!有難う御座いました。】
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480 :
真田弦一郎
2009/01/30 03:04
#2009/01/29 ゲームセンターにて。
俺の些細な一言から、実現した今回のデート。昼休みにメールで連絡を取り合い、部活が終わったらデートしようと急遽約束した。
今回のデート場所は、なんと。ゲームセンター。周りの雑音に、俺は戸惑うばかり。行ったり来たりしていると、仁王が後ろから声を掛けてきた。あまりの動揺に大きな声を上げてしまったが、何とか腕を引かれて中へ。想像以上の賑やかさと、人の数に目が泳ぐばかり。(…)リードすると宣言してくれたとおり、仁王に連れられてクレーンゲームの前に到着。そう言えば、表情が硬いとアイツに指摘されたな。なんせ、久し振りのデートで緊張していたのかも知れん。リラックスというアイツの笑顔に癒されるように、俺も段々と落ち着いてきた。気付くとアイツは、俺に手本を見せようとクレーンゲームを頑張っていた。その姿がまた、何とも癒される。ゲームよりも其方に集中していた事は、秘密だ。(笑)そして、出てきた品物は青のフレームのメガネ。俺も負けじと初挑戦。同じ種類のメガネの色違い、緑のメガネを手に入れた。俺と同レベルなのが悔しかったのか、もう一度挑戦するアイツ。そして、手に入れたものは"プリクラ帳"。何とも凄いタイミングだな、ウン。感心していると、此れに今日からプリクラを張って、集めれば良いとプレゼントしてくれた。…場所は変わって、プリクラの機械にて。難なく操作するアイツとは正反対に、俺はどのようなポーズをとろうかと悪戦苦闘。(…)
ふむ、仁王立ちが一番だなと思い、ポーズを取るも直ぐに却下。(…)アイツに言われるが儘にピースで一枚。なかなか良い映りだった(フハハ/←)次に、二人でお揃いのメガネを頭に乗せて、俺はさり気なくアイツの手を握った。そうすると、画面に見せびらかすように握られた手を振る仁王。…パシャリ、何とも恥ずかしい一枚となった。(笑)
突然アイツから、ちゅープリというものを知っているか?と聞かれた。想像をしていると、カウントが始まった。その瞬間、アイツの唇が俺の頬に。…あ、此れがちゅープリ。いや、感心している場合ではなかった。なかなか大胆な仁王に、俺の方が落ち着いていなかったかも知れん。
最後の一枚は、勿論。頬だけでは収まらなかった。狭い空間ということもあり、随分と密着…このプリクラは人には見せれんな。(ぽつ)
落書きスペースへと移動し、作業を始める俺達。俺も何か書こうと思い、例のプリクラを選択すると。
#"仁王、大好きだ"
と綴った。アイツは随分と照れていたな。好きな事を書けと言われてな。考えたら、こうなったのだ。
すると、終わる直前。無言でペンを握り、そのプリクラの下に一言。
#"おーれーも。"
と書かれていた。アホアホ言いながら、書いてくれるアイツも十分阿保だなと。二人で最後に、携帯の裏に記念プリクラを張った。
#誰にも見せられん。…俺達の初ショット。
今日も俺の携帯で、俺達二人は笑っている。
(2009/02/11 編集完了)
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