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羊はひなたに微睡む(ありがとう。おやすみなさい)
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297 :
不二周助
2008/11/05 00:22
優しかった君を思う。
君とやりとりしていた頃の古い携帯が出てきたから久し振りに開いてみたんだ。
使い慣れていたはずの携帯だったのに初めて触るような感覚。
こんなとこで変わってしまった自分を知る。
少し苦戦しながらメールを開いて懐かしさに頬が緩んだ。
日付を見てみたら、もう3年も前のことだったよ。
そんなにたっていたんだね。
読み進めていって思わず噴き出してしまった。
…ああそうだった。
君は優しいだけの人じゃなかったね。
ちょっぴり意地悪で嘘つきで人をからかうのが好きな困った人だった。
それでもどこか憎めない魅力を持った可愛らしい人だった。
僕を見つけだしてくれた人。
君と話す時間は確かな幸せだった。
君は今も頑張っているんだろうか。
夢を叶えた君の姿を知っている。
夢と現実の違いに疲れていた君の姿も知っている。
それでも前に進んでいった君の姿を知っている。
君は今も歩いていってるんだろう。
強かった君を思う。
そしてその姿に励まされるよう僕も歩きだすよ。
君の姿を借りて…、
だってあの姿じゃちょっと恥ずかしいからね。
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