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朝靄に消える笛の奏で詩
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482 :
仁王雅治
2009/12/02 22:45
>切原赤也
来訪感謝。ホンに楽しい時間を有難うな。
又、愛情の押し売りでもするか(笑)
――、今宵は今年最後の満月だったンだと。其れであンなに存在主張しちょったンかのう。
携帯の不調故か、月は四角の中に収まっては呉れンかった。
嗚呼、俺の眼で収めろって事だったンか。揺らぐ記憶じゃき、忘却しちまうぜよ。
渇える咽頭に水を流し込むンじゃよ。潤い、声が出ン様に。
喚きながら、殻付きの眼を持ってる様だったら、如何する。
――、さァて。
片腕に赤子、逆手にベビーカー持った若い母親が階段前で躊躇うてたけ、一人では無理なンじゃろうと手貸したは良いが、母親と息が合わず四苦八苦。
ガタガタと揺れる揺り籠ン中で眠る幼子の存在に気が付いたンは階段の最上階を登り終えた時じゃった。
将来、強者に成りそうじゃの。
此ンな日は逢いとう成る。叶うのであらばと呟くンは俺の我が儘から勝手に出でた言葉かの。
俺は誰に逢いたいンじゃろうか。形は問題じゃ無ェか、如何なンじゃろうか。
見掛けただけなンに此ンなにも揺れ動くンよ。――…ハハ、女々しかァ。泣く場が欲しいなン。
野を風と共に落ちて行きたいと。雪拠りも俺は雨に成りたか。雪の様に特別で無くて良いンよ。
多くは必要無か。触れる事に拒絶が伴わなけりゃ、其れで。
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