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朝靄に消える笛の奏で詩
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486 :
仁王雅治
2009/12/11 00:33
最近、夢を良う見る。
取り留めの無い夢から下らン日常から、ホンに数多な世界を覗き見るンよ。まァ、生産して居るンは俺だがの。自給自足、なンてな。
先日は大喧嘩をした。無論夢ン中じゃき当人と仲違いをした訳では無ェが。
何が原因で何を論争しちょったンか全く理解出来ンかったし記憶にも無いが、言い合いをする中で一等印象的だったンが其奴の表情。
常に己が正しいと余裕さが消えン彼奴の、今迄見た事の無い、申し訳無さと愕然とが共存した面差し。そして、無表情。
俺はと云うと其の真逆で、激昂し怒りに震え感情の限界値を超えて、涙流しとった。
ンな感情が在ったのかと云う程に今迄耐え忍び溜め込ンだ数多の意味を叫び散らしブチ撒けて居た。彼れは俺では無いと思いたか。
現実で無くてホンに良かったぜよ。ンな顔させる位なら俺は頭を下げるなり。
じゃが、不思議と確かな安堵も胸中に在る。内の靄が霧散した気分。縮め切れンかった己から歩み寄る分の距離を狭められた気がしたけ。実際は気だけなンだがな。
今宵はどンな夢を見るのやら。願うならば、安穏とした映像を。
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