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朝靄に消える笛の奏で詩
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488 :
仁王雅治
2009/12/12 00:59
嗚呼、今宵は風の音がせンのう。何故、雨音が在った筈なンに、何処に行ったンよ。
ザワツク、丸で夢中に脚をばたつかせとう気分じゃの。誰彼を紡げば此の心も夢路を辿り出すンかのう。
捕ら切れぬ現実に出口を見出だす事すら靄が邪魔して仕舞うンよ。
窓辺から流星が見れたのなら、丸で幼き頃の様に、無邪気に駆け回り、窓辺に近寄って空を眺めて居たか。
眩暈う。何処にも無いンやけ身体を寄せ合うだけでも。だが優しさは不必要なンよ。
確固とした自己を見出だしてンじゃが、此れが背中に脚に関節に染み込ンで来る何かが阻む様で、呼ぶ声が音と成さないンじゃよ。
此ンな夜は何をするかのう。何をすべきかのう。
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