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朝靄に消える笛の奏で詩
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493 :
越前リョーマ
2009/12/18 23:38
いっそ終幕を迎えて仕舞おうか、何て戯事は胸に秘めた儘。
(迎えられやしないのに。分かりきった問答を繰り返すのは臆病だから。)
#ねェ、
きっと直接吐露する事は出来無いだろうから、此処に文字として残すよ。
眠い。だから、今の内。意識が朧気な今なら出来そうだから、さ。
あのさ、呼ンで呉れない。何度でも、否、一度でも良いからアンタの其の声で、俺の名前を紡いで欲しいンだよ。アンタじゃ無きゃ意味が無い。他のダレカじゃ無意味な物に成って仕舞うから。
俺だけ、見て居て。解放された鳥籠の中で、大事に大切に慈しむから。
アンタの動きを制して此処に縛り付ける様な物も、出入口を鎖する為の鍵すら無い場所だけれど。
ね、此処に居て。俺を呼ンでよ。
直ぐに駆け付けるからさ、ねェ呼ンで。
理由何て一つだけ。俺が此処に存在する為に、有る為には必要って訳。
自由を奪ったり何てしないよ。
だから、……
何処に行こうか、何て。目的地は決める気無いね。好きな所へ気の赴く儘に、見たい物を見て、感じたい物を感じる。
其れって一番の幸福だと思わ無い?何にも縛られず捕われず、唯在るが儘で、ってサ。ま、一番困難何だろうけれどね。
青空の中に浮かぶ薄い月影。望むは、願うは、…
聴こえない。
オヤスミ。
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