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朝靄に消える笛の奏で詩
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5 :仁王雅治
2008/05/29 22:26

紅い証は自分の存在を確かなモンとして残しとうて付けるンか?

其れはまるで支配の華、咲かせたいンか植え付けたいンか、其れは相手次第。

御前は俺のモン。誰にも何にも触れさせはせン。
ナーンテ、一度は言うてみたいモンじゃ。
気侭に流れる俺には、ンな感情が起こる時が来るンか否か。

激しく湧き上がる、赤い紅い情熱。
淡い快感の走る証を与える機会を俺に頂戴。
一時の夢を、願わくば喜びをスパイスに。


雨雫の音は酷く人恋しゅうさせる。
嗚呼、誰か隣に居って呉れンかのう。

地を叩く水音は心を掻き乱す。
静かに降る癖に、妙な存在感を持っとう。
緩り緩りと鼓膜を脳を満たして行く。

無音の叫び声は誰にも届かねェが、其れでも上げずには居られン。
俺は此処だー、ってな。

御前は何処に居るン?
早う見付けて呉れンか、待つのは苦手じゃ。

雨で散った花弁の上は歩きたく無か。

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