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朝靄に消える笛の奏で詩
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7 :
仁王雅治
2008/06/01 00:13
粛々と降る雨音に瞳を閉じる。
此の鈍い痛みも一緒に地面に流して呉れ、
幻の温もりだけが残る様。
涙流すンは嫌いじゃ。
何かに負けた気に成っちまう。
其れでも吸い込まれて行く雨は好ましい。
外に出て一心に其れを身に受けとう衝動に駆られる。
肩を、脚を、瞳を、指先を、全て濡らして、全身で感じる。
命の恵みを心に取り込むンじゃよ。
きっと気持ち良い筈。
>滴に映るのは、俺?
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