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夜行カプセル☆(special thanks)
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9 :
不二周助
2008/06/16 07:35
僕には、恋人がいる。
……僕は、『恋人』だと思っている。
でも最近その関係に自信がなくなったりするんだ。
元々、甘い言葉が得意な人だった。
恋人になる前は本当に、ベッドでゴロゴロしてしまうほど甘い言葉を、ふんだんにくれる人だった。
でも最近はほとんど、甘い言葉を聞くことが無くなった。
その代わり、他の人は聞いたことの無い台詞を聞いたり、そうじゃない“特別”を感じるようにはなったけれど。
果たしてそれが『恋人』だからなのか、分からないんだ。
僕は彼にちゃんと告げてある。
「僕はキミの傍に居られれば、形は問わないから、もし恋人でなく友達の形が良いのなら、そう言って欲しい」と。
だって、恋人じゃない人にヤキモチやかれたりしたら、彼だって困るんじゃないかと思ったから。
ソレに対しての返答はまだ無い。
だから、まだ『恋人』では居られているんじゃないかと思う。
でも、彼には告げていないことがある。
もしも時が過ぎて、彼が僕を『友達』だと認識することがあったら、そのときは彼の傍から消えようと決めていること。
何度も考えた。
けれど僕は、今のこの気持ちのまま彼の友達になることは出来ない。
彼の傍で、彼に他に好きな人が出来るのを見て、『良かったね』と応援することは、とても出来ない。
だから彼から『友達になろう』と言われたときは、別れるとき。
――そう決めている。
誰に何を間違っていると言われても、ソレが僕の“恋心”のけじめだと思っているから。
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