top
┗
Geist
┗137
137 :
幸村精市
2010/01/11 02:30
昔、何処かで読んだ絵本にあった。
> 雨が降れば愛しい少年を滴から守り、
> 腹が空いた少年には林檎を与え、
> 寒さに凍える少年には薪となり、
> 暑さでうだる少年には木陰を作り、
> やがて大人になった少年と、彼の家族のために家の柱となり、
最後には、古びた切り株になってしまった木の話だ。
だが、その切り株も、年老いた少年が故郷に戻ってきた時に、彼が腰をかけるのにちょうどいい場所となって、最後まで彼を守るのだ。
> 見返りなど、何も要らない。
> ただ、その木は、少年を愛したのだ。
> 彼の笑顔が何よりも嬉しくて。
> 礼など言ってもらわなくても、思い出して貰えなくても、彼の人生から完璧に忘れ去られたとしても。
その木にとっては、少年の幸せが、何よりの幸福だったのだから。
> 俺はお前を守る木になろう。
全身全霊をかけてお前を守りたい。
周りからの抑圧を一人で背に受けて家族を守ろうとするお前。
心を引き裂かれそうになっても、必死に俺に伸ばしてきた手。
ありったけの勇気と力を振り絞ってくれたお前の手は二度と放さない。
愛しているよ。
> 心に刺さった棘は大量の雨ですっかり流れ落ちた。
俺には、お前を幸せにする希望と自信とお前への信頼しか残っていない。
たくさん傷つけてごめん。
勝手に傷付いてごめんな。
でも、もう大丈夫だ。
お前が俺を愛してくれている真摯な気持ちに、俺も答えよう。
お前の本当の笑顔が見たい。
お前は絶対にひとりぼっちじゃない。
その瞳を閉じる時まで、俺が一緒にいる。
だから、怖がるな。
お前を幸せにすることが、俺の天命だよ。
> 本当の相思相愛のスタートだ。
.
[
返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]