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Geist
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214 :
跡部景吾
2010/12/03 23:18
すっかり寒くなった12月。
昨晩は遅い時間から雨が降り出して、俺様の部屋の出窓にも外の強い雨音と風の音が響いていた。
朝も空は晴れているのに急な集中豪雨が続いて、普段は優しく流れる小川にも土砂の混じった濁流が流れていた。
授業を終えて、ティータイムに手を止めて生徒会室から外を見るとすっかり晴れ上がった空から燦々と光が降り注いでいた。
# テニス日和。
曇り空に肌寒い気温から一転してまるで春か秋みたいな良い気温じゃねぇか。
生徒会の仕事は一時休止にして部活へと。
太陽に恵まれた久しぶりの暖かな気温に、すっかり水が乾ききったコートでテニスを楽しんだ。
財閥の御曹司、生徒会会長、テニス部部長、色んな顔を持つ俺様だが、やっぱりテニスは最高だ。
# 帰宅後。
屋敷の扉を開けると、飛びついてくる愛犬。
最近、マルガレーテのヤツ、唇へのキスの味を覚えて、俺様を見ると嬉しそうに舐めてきやがる。
朝も、執事が紅茶を注ぎにくる前に、ちょこんとベッドに乗って俺様におめざのキスをすれば、
一仕事を終えたとばかりに満足そうにベッド下に控えやがって。
くっそ、可愛いじゃねぇか!!!
ディープキスで病原菌がうつることもあるらしいから普通の犬の飼主にはお奨めしねぇが、俺様の場合は問題ねぇ。
体調管理は万全だ。
……犬も。(←←←)
しかし、アイツとシてねぇのに、犬とキスって。
これ、……浮気になるのか?(…)
……………。
ならねぇな。(自己解決)
俺様のものは俺様のもの。
犬とのキスもアイツとのキスも俺様のものだからな。(ジャ●ア○ズム発揮)
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