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Ｆｒｏｍ Ｃｒａｚｙ Ｔｅａｔｉｍｅ
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10 :
忍足侑士
2009/07/21 02:07
生温い空気が身体中に纏い付く。
ベッドの上、仰向けに転がって。
黒い天井は何も見えん。
顔の一つも浮かんどったら面白いんに。
そう思った俺の頭は大分暑さに侵蝕されとるなぁ。
あんまり暑いと溶けてまいそうやと思う。
跡形も無く、塵一つ残さずに。
其れもええかもしれん。
偶にそう思う。
揺る揺ると溶けてって。
生温い空気との境界線すら失くなって。
そしたら何も視えんくて、聴こえんくて。
…何も感じへん様に為るんやろか。
総ての境界線が失くなる瞬間。
其れもええかもしれん…そう思う。
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