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財前光
2010/02/02 07:45
例のページに書き足そう思たら若干収まり切らんかったので新たなページを拝借。
#2/1、関東で初雪が降ったらしい日。50ページ、最初の節目。おめでとうございます。
俺は海に例えて貰ろた事が在りますけど、虎次郎さんは雪に似とると思います。夏が好きやとは聞いとるけど、何故か冬のイメージ。出逢うたんが冬なんも在ると思いますけど、暖かさ、が。此れは矛盾やなくて、例えば、かまくらの中で甘酒を飲んでほっとする様な(…ちゅうても此れは経験無いんで想像やけど)、寒さの中から見つけ出すささやかで幸せな暖かさをくれる人やと勝手に思てます。
白が町を覆い尽くしてはっと見違える様な光景に変わる。しんしんと積もる雪が雑音を吸い込み、空気はきんと張り詰めて澄んでいる。静かな雪の日の夜が好きや。確りと踏み締めて足跡を残してはしゃぎたなったりもする。…柄にも無く。そして雪は溶け春になって、雪解け水が優しく大地を潤して行く。
虎次郎さんに会うて、俺の世界は見違える程に変わりましたよ。勿論今迄やって自分の生きとる此の世界が幸福やって事には気付いとったし、不満なんさらさら在らへんかったけど。初めて人の心に俺の痕跡を残して行きたくなりました。一緒に冬を越して春が見たいと思いました。たった一人の存在で世界はこんなにも煌めいて、如何しようも無く愛おしい。一年前の明後日、一年前の俺が一年前のアンタを見つけます。四季が巡って一年、出逢えて良かったと、ほんまにそう思います。
…好き、好きですよ。
多分アンタが不安になる暇が無い位、俺はアンタを好きで居ます。人を惹き付けるものが何なのかは知らんけど、俺が惹かれとるんやから其れでええんちゃいますか。自分の魅せ方なん知らんでも俺が其の見出だし方を知っとればええ話。
ほな今日も一日頑張りましょ、今晩会えるん楽しみにしてますわ。
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#2025.2.23
浮かれとるなぁ……
今の浮かれきった俺から見ても浮かれとるんほんまに普通に恥ずかしい。
先日、芥川さんと話した時にお互いにどの季節のイメージがあるかっちゅう話になったんですけど、今、虎次郎さんのイメージって圧倒的に夏なんですよ。
ほんで冬のイメージは持ったことない、とか言うたんですけど、全然日記にまで記録しとったっちゅう。大嘘やん。冬のイメージ持ったことない…とは…？
雪かぁ。雪のイメージ無いですね。少なくとも今は。全然。
冬の中にある暖かさにほっとする、その感じに似とるっちゅうのはわかる。
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